2016年8月29日月曜日

(3035)スーチー氏訪中 思惑交錯

 8月19日の朝日より。主見出しの他に副見出しとして「中国離れ」懸念、「少数民族和平で協力」。スーチー国家顧問は18日、北京で中国の李克強首相と会談した。NLD主導の新政権が発足後、アセアン域外で最初の訪問国が中国となった。背景には、新政権に影響力を持ちたい中国と、少数民族問題などで中国の協力が必要なミャンマーの事情がある。会談では、ミャンマーの少数民族勢力との和平を巡る連携、中国企業が中国向けの水力発電用に投資する「ミッソンダム」の建設再開が議題となった。スーチー氏は8月31日に開く全武装勢力を集めた平和会議を開く意向だが、最大勢力のワ州連合軍が会議参加を表明、中国の意向が働いたとみられる。中國側が強く要望するミッソンダム事業の継続についてはスーチー氏のかじ取りが注目される。

2 件のコメント:

  1. 正に、スーチーさんの真価が問われますな。
    K.A.
    <追記>8月29日付は昨日なので、この記事はサービスと了解。?

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  2. K.A.さん
    連日「スーチーの軌跡」というシリーズものが続くため、それ以外の記事を省略してきましたが、それも限度があり、1日2件のニュースを載せることにしました。シリーズものが終われば、従来通り1日1件に戻る予定です。

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