2016年8月22日月曜日

(3025)スーチーの軌跡 逃した機会⑤ 夫の最後会えぬまま

 8月22日の朝日新聞より。スーチー宅の1階の空き部屋にベッドやカーテンが運ばれた。英国人の夫マイケル・アリスが前立腺がんで重篤な状態になったとの一報が。スーチー宅の調理係だったミンソーは1999年始め頃と記憶している。マイケルは「最後の日々」を妻と過ごすため、ミャンマー政府に入国ビザを申請していた。スーチーは自宅の1階に部屋を用意したのだ。だが軍政は3月にスーチーが英国に出向くべきだと声明を出した。スーチーは最初は行きたそうだったが、再入国できるか不安があったので、結局行かないと決めた。マイケルは53歳の誕生日、3月27日に英国で死去した。スーチーは4月2日に自宅で初七日法要を行った。「自分の気持ちを抑えられる強い人」とはミンソーのスーチー評だ。「誰にも恨みはない」。スーチーは いまもそう語る。

2 件のコメント:

  1. さすがスーチーさん、「誰にも恨みはない」とは、実にすばらしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    同感です。さすが建国の英雄の娘であり、実にしっかりしています。

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