2014年12月31日水曜日

(2423)総選挙不参加も スーチー氏示唆 

  12月31日の朝日より。副題は「政権と改憲対話停滞で」。スーチー氏は30日の記者会見で、テインセイン政権を強く批判した。軍事政権が定めた現憲法の改正に向けた対話に大統領が応じる気配を見せないためで、来年の総選挙に参加しない可能性にまで言及した。テインセイン政権の成果を聞かれ、スーチー氏は「答えるのが難しい、思いつかない」と語った。今年1年の総括についても「大半の国民は生活が良くなったとは感じておらず、今年が名誉な年だったとは言えない」と述べた。先月の国会討論で軍人議員は改憲反対の姿勢を明確にした。そのため国会は大統領、国軍最高司令官、国会両院議長、スーチー氏、少数民族代表の6者対話を開くよう決議、しかし大統領は1か月たっても応じない。総選挙不参加となれば、選挙の正当性が揺らぐのは確実だ。

2014年12月30日火曜日

(2422)インド北東部の民族抗争でミャンマーなどの周辺国に協力要請

  私は日頃から、ミャンマー北東部の地図に疑問を感じていた。インド北部のアッサム地方と中国・ブータン・ミャンマーの間に、点線で囲まれた国境線らしき境界がある地図のことだ。多くの世界地図はインド領であることを示しているが、一部の地図にはどこの領地か分からない曖昧な表現となっている。先日インド大使館に聞いてみたところ、「この地区はインド領」である旨激しい口調で教えてくれた。こんなこともあり、標記のタイトルに飛びついた次第だ。12月29日のミャンマーニュースによると、インドから分離独立を目指す少数民族ボド族の武装勢力が複数の村を襲撃、少なくとも78人が死亡した。警察は、過激派組織「ボトランド国民民主戦線」によるものと断定、同団体リーダーはカチン州を拠点としており、インド政府はミャンマーなど周辺国の協力を要請した。

2014年12月29日月曜日

(2421)ミャンマー新聞(~12月26日)

  ◆天然ガス輸出額、前年度比9億㌦増加、◆インテル、ミャンマーで販売網を強化する、◆チン州およびカチン州で新空港建設、ミャンマー民間航空局、◆ミャンマー初の人口研究センター、ヤンゴン大学に開設へ、◆世銀1億ドル融資、ミャンマーの乳児死亡率の低下へ、◆自動車輸入、14-15年モデルは左ハンドルのみ許可、ミャンマー商業省、◆ミャンマーが「Best in Travel 2014」受賞、タイ観光誌が選定、◆世界銀行、ミャンマーを域内最貧国と位置づける、◆シンガポールのBM社、ミャンマー海底油田の生産分与契約を締結、◆ミャンマー農産品、EUへの輸出停滞、品質基準に満たず、◆財産税導入へ、ミャンマー商業省、自動車複数台所有者が対象、◆IT製品専門の工業団地をマウンビン区に開設する、◆ミャンマー電力公社の電力供給事業を民営化。

2014年12月28日日曜日

(2420)住商がミャンマーで中型火力 16年稼働、工業団地に供給

  12月26日の日経電子版より。ミャンマー政府はティラワ地区の火力発電所の開発を、住友商事が落札したことを発表。開発には日本のODAを活用する。住商のほか三菱日立パワーシステムもプロジェクトに参加する。建設予定地はヤンゴン南東のティラワ地区で、出力2万5千キロワットのガスタービン発電設備2基を建設する。投資額は約50億円、日系企業が建設に係る火力発電所では最も早く稼働するとみられる。ティラワでは住商、丸紅、三菱商事の3商社や、JICA、ミャンマー主要企業などでつくる合弁会社が、約400㌶の工業団地を造成中で、来夏以降の開業を目指す。新設する発電所の電力はこのティラワ工業団地に供給される。同団地にはすでに日米などの約30社が進出を表明。ミャンマーでは他に丸紅や三井物産も発電ビジネスに取り組んでいる。

2014年12月27日土曜日

(2419)(社説)難民の認定 責任を果たす制度を

  12月27日の朝日社説より。紛争や迫害のため自国にいられなくなった人々を国際社会で受け止めようと、難民条約が発効して今年で60年。家も国も追われた人々を、安定した豊かな国々が受け入れるのは当然の責務だ。しかし、昨年1年間ではわずか6人、人道的に在留を特別に認めた人は157人にとどまる。果たして加盟国の義務を果たしているのだろうか。法務省の専門部会が昨日、まとめた報告は、現状の見直しを強く促すものだ。指摘された問題点は、難民と認めるかどうかの判断基準のあいまいさだ。また、手続きの長期化も深刻だ。1回の申請の結果が確定するまでに3年かかる。すでに地域、職場に根を張っていながら在留が認められず、難民申請に望みをつなごうとする人も少なくない。同じ人間として、どう共生の道を開くかを出発点に考えたい。

2014年12月26日金曜日

(2418)難民申請急増 遠のく光

  12月25日の朝日新聞夕刊Ⅰ面より。副題に「初の4000人超、審査に時間」、「困窮、公園で野宿」、「病、治療費払えず」、「認定昨年は6人」など。日本への難民認定申請者は、昨年3260人だが、今年は11月末までにすでに4500人に達した。ただ難民認定者は昨年1年間で6人、2008年(57人)以降は減少傾向だ。「人道的配慮」として国が保護した人も昨年は151人のみ。日本が「難民鎖国」と呼ばれるゆえんだ。10年に在留資格を持つ人に限り、申請から半年経てば就労が認められる制度に変わった。この制度を乱用する申請者が急増して、本来保護すべき人の審査が遅れている。ミャンマー政府が国民と認めないロヒンギャ族は日本で約200人暮らすが、約30人は就労や保険加入ができず、居住地からの移動も制限され、不安定な立場が続いている。

2014年12月25日木曜日

(2417)ミャンマーの取引所運営へ

  12月24日の朝日新聞より。東京証券取引所を傘下に持つ日本証券取引所グループ(JPX)と大和証券グループ本社傘下の大和総研は23日、ミャンマー政府と共同で「ヤンゴン証券取引所」の運営会社をつくる契約を結んだ。来年1月中旬にも会社として発足させ、来年中にミャンマー初の証券取引所を開く予定だ。会社の資本金は37億円で、JPXと大和総研が49%、国営ミャンマー経済銀行が51%を出資する(以上)。以下補足情報。運営会社設立後、大和総研は取引所に必要なシステムの開発を担当し、2015年2月にはデータセンターを稼働させる予定。またJPXは証券取引所の運営ノウハウを提供する。ミャンマーで証券取引所が開設されれば、上場した企業は資金を集めやすくなり、信用度が上がるため、ミャンマーに進出する企業にも利点がある。

2014年12月24日水曜日

(2416)ミャンマー和平 早期合意は困難

  12月24日の朝日より。副題は「3か月ぶり協議、不調」。ミャンマー政府と少数民族武装勢力の和平交渉が停滞している。11月にカチン武装勢力(KIO)の訓練施設を政府軍が砲撃、少数民族側に23人の死者が出たのが原因だ。ヤンゴンで22日に再開された交渉には、過去6回の協議に参加していた軍将校らの姿はなく、少数民族側もナイホンサ交渉団長やカチン独立機構(KIO)軍モー副司令官が欠席、互いの不信感が露呈した形で、来月の再協議だけを決めて終わった。今年8月までに協定案の9割超の項目で一致、「年内にも署名できる」(ナイホンサ氏)と期待が高まっていたが、9月に軍代表がそれまでの合意を覆し、ムードが一変した。「全土停戦を進めたいテインセイン大統領と、軍首脳の間には考えに溝がある」(外交筋)との見方が強まっている。

2014年12月23日火曜日

(2415)ミャンマー新聞(~12月19日)

  ◆ミャンマー産コメ輸出量、前年比75%増、◆日本政府、ミャンマーの病院・学校建設に43万ドル援助、◆日本・特許庁、途上国研修「ミャンマー商標コース」実施、◆三井住友銀行、中小企業への無担保融資実施へ、ミャンマー経済銀行と共同、◆ミャンマー航空、「ミャンマー・ナショナルエアラインズ」に改称、◆インテル、超小型パソコン来年5月にミャンマーで販売、◆米・ACO、マンダレーに太陽光発電所開設、◆MIC、医薬品製造業に100%外資認可、◆ラカイン州に電力供給開始、◆ヤンゴン管区政府、3か所に高架橋建設へ、渋滞緩和狙う、◆ロレックス、販売店を開設、◆日本政府、ミャンマー農業大学に資金援助、◆江洋ラヂエーター、ティラワ経済特区で工場新設、◆ネピドー初の工業団地開設、◆米・自動車大手フォード3車種をミャンマー市場投入。

2014年12月22日月曜日

(2414)富山の薬売り、ミャンマーへ 生産技術向上に協力

  12月22日の日経電子版より。富山大・和漢医薬学総合研究所と富山県が、ミャンマーの製薬分野の支援に乗り出している。「越中富山の薬売り」の伝統が培った技術を生かし、2016年度までの3年間で、現地の生産工場や研究者の育成に協力する。研究所の紺野教授によると、ミャンマーでは西洋医学の薬品は輸入品が多く高価、インド発祥の伝統医学「アーユルベーダ」の影響で、ショウガやウコンなどを使った伝統薬が浸透している。だが自然由来のため、一定の品質や効き目を保つことが難しいという。さらに生薬として必要な有効成分量や、品質の検査方法を詳しく定めた基準集が昨年できたばかり。今回品質を安定させるためのミャンマーの生薬研究者4人を招いた。同教授は「ミャンマーの製薬技術発展の核になるような人が育ってほしい」と話している。

2014年12月21日日曜日

(2413)素晴らしい みんがらネットワーク45号

   みんがらネットワーク45号を入手した。今回もGさんの表紙写真が素晴らしく、この表紙を見ただけで中を見たくなる。今回の白黒印刷も従来より数段きれいに見え、コピー機が変わったかのような気もする。印刷濃度も文句ない。今号の特徴は、ビルマ語頁がぐんと増えたことで、ミャンマー人にとっても読み応えのある冊子に変わっている。この雑誌の発行目的は、表紙に書いてある通り「日本とミャンマーを結ぶ小さな架け橋」であるが、これだけビルマ語が並んでいれば、目的は十分達成されていると思う。巻頭言を見ると、電子版発行をうたっているので、急いで電子版も覗いた。紙版と同様なはずなのに、なぜか数段きれいに編集された感がある。写真・イラストがカラーに変わっただけなのに・・・。ここまで本誌の価値を高めたST氏と関係者に厚くお礼を申し上げる。

2014年12月20日土曜日

(2412)ミャンマーの火力発電に参画 三井物産

  12月17日の朝日新聞より。三井物産は16日ミャンマー(ヤンゴン)でのガス火力発電事業に参画すると発表した。今月、発電能力5万キロワットの火力発電所を運営する会社の株式44%を、親会社の発電会社(シンガポール)から取得した。取得額は約20億円とみられる。ミャンマー電力公社にすべて売電している(以上)。本件に関する補足情報は以下の通り。発電能力5万キロワットは16台の米ゼネラル・エレクトリック製の最新鋭のガスタービンを採用、日本企業がミャンマーの既存発電所に参画するのは初めて。経済成長を背景にミャンマーの電力需要は2012年の187万キロワットから、2030年には最大で7.7倍の1454万キロワットに拡大するとの予想もある。現在は水力発電が主力だが、今後は安定電源である火力発電が主流になる見通しのようだ。

2014年12月19日金曜日

(2411)5年以内に「人工衛星打ち上げを計画

  12月18日のミャンマーニュースより。11月にヤンゴンで開催されたミャンマー初の電気通信インフラやモバイル技術のフォーラム「CommuniCast2014」には、ミャンマー始め世界各国から通信の専門家2000人以上が参加し、大成功を収めた。これを受けてミャンマー政府は、5年以内に同国初の「人工衛星」打ち上げを目指していることを発表。隣国インドが火星の周回軌道に人工衛星を到達させ、宇宙開発競争でその地位を上げたことも、ミャンマーが人工衛星打ち上げを目指す要因の一つといえる。タウン・ティン通信・情報技術副大臣は、ミャンマーが独自の衛星を持つことが国家的最優先課題であると述べている。この開発を効率的に進めるため、民間企業の支援を期待、同副大臣はタイムラインはないが、公平かつ透明な入札を実施する予定であるという。

2014年12月18日木曜日

(2410)右目の手術も完了

  本日(18日)1時、右目の白内障手術も終了した。皆様からの声援ありがとうございました。明日11時には眼帯を外すので、いまからヒヤヒヤ&ワクワクしている。・・・・・(以下19日記)、今回は手術用の椅子の傾斜を緩めてもらえたので、比較的気楽に手術を受けることができた。10数分の手術そのものは、麻酔薬を点眼したため痛くも痒くもなく、無事終了。例によって右目には分厚いガーゼが貼られたので、左目だけで世の中を見たのだが、街の様子は綺麗にハッキリと見ることができた。帰宅後、手を洗おうとして見たホーロー製洗面台の白さにびっくり、新聞紙の白さにもびっくり、パソコンはメガネをはずしてもよく見える。すべてがきれいに見えた。あと2回通院すれば、その後は自宅での点眼のみ。日帰り手術という未知との遭遇も、終了すれば気軽に話せる。

2014年12月17日水曜日

(2409)ややこしい!点眼目薬の数

  いよいよ明日11時から右目の白内障手術だ。1週間前に左目を手術したので、要領はよく分かっているが、それでも何となく不安だ。もし施術中に咳やクシャミが突然出たらとか、瞬きしたらとか・・・。さらに心配なのは背中の痛みだ。前回は椅子を水平に倒したら背中が痛みだしたので、上半身を少し高くしてもらった。明日もお願いしなければ。それから連日さす目薬の数の多いのには少々手こずる。いまは左目に3種類、右目には2種類だが、明日の午前中は右目の目薬は4種類に増える。しかも1時間おきにだ。薬局の担当者は、1・2分間おいてから次の薬をさすように説明したが、3種類+4種類だとまことに面倒なことになる。この点医師に聞くと、続けて点眼してもOKとの回答だった。私は点眼後10回ほど瞬きをしてから、次の目薬を差すようにしているのだが。

(2408)ミャンマー新聞(~12月15日)

  ◆京進、ミャンマーに日本語学校設立、語学研修事業も、◆対ミャンマー累計直接投資額、3年以内に日本がトップ3に、◆BMW、15年にマンダレー・ネピドーでサービスセンター開設、◆ミャンマーの日本文化祭りで「あまちゃん」PR、2日間で4万人来場、◆外国人訪問者数、年間3百万人突破へ、ミャンマーホテル観光省、◆イオン1%クラブ、ミャンマー学校建設支援、7565万円募金、◆MGW社、34階建てコンドミニアム16年に竣工、◆合同会社あうん、ミャンマー語通訳研修及び意見交換会27日開催、◆英会社、エネルギー省と海底油田契約締結、◆モバイル端末インターネット利用者700万人超、昨年比3.5倍に、◆独政府、農村電化・道路橋梁工事に1500万ユーロ援助、◆ミャンマーアヘン生産量前年比200トン減少、◆ダウェイ経済特区再開発へ。

2014年12月15日月曜日

(2407)ミャンマー伝統格闘技ラウェイ

  11月27日のミャンマー新聞より。先日、ヤンゴンのカンドージ湖畔にあるテインピュースタジアムでラウェイの試合が開催された。メイン・イベントでは、この6年間無敗の王者と、若手№1が対決。2千人収容のスタジアムは超満員となり、注目の結果は若手の方が勝って新チャンピオンに。ミャンマーラウェイは素手で殴りあい、肘、膝、頭突き、投げ技、関節技ありという究極の格闘技で、千年以上の歴史を持つ。勝敗はK.Oのみ。世界一危険な格闘技と言われ、どの試合も流血戦となる。軍事政権下では人々が集まるイベントの開催を厳しく制限したため、選手の多くはタイ式キックボクシングに転向した。ミャンマー人の多くは敬虔なる仏教徒であるが、一たび切れたら怖い存在だ。ミャンマー人の意外な一面を理解するためにも一度ラウェイの試合をみて欲しい。

(2406)各国での日本出身難民の保護

  12月14日の全難連の情報より。2014年の難民申請者数が11月末時点で4500人を超えたが、認定者数は現時点で把握している限りでは1桁台の低水準のようだ。この情報といっしょに、意表を突いた標記の情報が流れてきた。日本が認定する難民の数よりも、各国で認定されている日本人の方が多いのではという指摘だ。S氏が個人的に調べた結果、日本における保護の状況は難民認定数6人、難民認定率約0.2%、人道配慮数151人。逆に各国での日本出身者の保護状況は、難民認定数3~8人(オーストラリア、カナダ、ニュージーランドで難民認定)で難民認定率は約5.6%~23.5%となっているという。このほかオランダで補完的保護が1~4人。難民認定数は50歩100歩だが、人道配慮は日本における方が多い。比較して虚しくなったという。

2014年12月13日土曜日

(2405)ミャンマーに携帯の夜明け 捲土重来KDDIの本気

  12月12日の日経電子版より。KDDIが日本で培ったノウハウでミャンマーの携帯電話を変えようとしている。ミャンマーでは携帯電話普及を目指し2013年に免許の国際入札を実施、カタールとノルウェーの2社に交付された。この入札には、日本政府の後押しを受けたKDDIも参加し「本命」と見られていたが敗退し参入機会を失ったが、外資2社の参入に危機感を抱いた国営ミャンマー郵電公社(MPT)が14年になって声をかけてきたことで、KDDIにとって捲土重来の好機が訪れた。KDDIと住友商事の合弁会社が7月にMPTとの共同事業運営契約を締結。すでにKDDIからミャンマーへ数十人の社員を送り込む「本気」の姿勢だ。これまで日本では国営企業を攻める立場であったが、ミャンマーでは国営企業のメリット・デメリットに向き合いつつ戦い続けるようだ。

2014年12月12日金曜日

(2404)左目の白内障手術は無事終了

  昨日の白内障手術後、左の目に「眼帯」がグルグル貼り付けられた。普通「眼帯」と言えば両耳に紐を掛ける縦横4・5㌢位の可愛い四角形。ところが今回の「眼帯」と称するものは縦横10㌢はある大型ガーゼを何枚も重ね、周辺に糊が付いていて、目の周辺にガバッと貼るタイプ、このガバッで左目は何も見えなくなった。今朝はこれを剥がす段どり、見目麗しき看護師が、おもむろに剥がしていく。最後の1枚が剥がされた時、明るい壁が目に飛び込んできた。看護師の顔も。左目手術は無事成功だ。私の場合、背骨に異常を抱えているため、手術台で仰向けに寝る形もやや辛かった。手術中、左目と同時に背骨にも気を使い我慢していた。迎えに来た家内の顔を左目でそっと見ると、何となく気品に満ちた顔に見えた。右目で見たら・・・・・。18日は右目の手術日だ。

2014年12月11日木曜日

(2403)今日午後から白内障の手術

  きょう午後から白内障の手術をします。目ん玉を覆ている薄い膜を切り開いてから吸引除去した後、人工レンズを奥の方に挿入するらしいです。生まれて初めての体験に挑戦するため、これから(10時半)近くの「A眼科」へ行ってきます・・・。・・・13時半に無事帰宅しました。きょうは左目だけの手術で、現在左目は大きな眼帯で覆われており、片目だけでこのブログを打っています。成功したかどうかは明日「A眼科」で、この眼帯を外した時にわかるはず。問題ないと思いますが、明日もブログに書きますので見てください。手術そのものの所要時間は約10数分、痛みは全く感じませんが、「瞬きをしないように」とか、「顎を前に出さないように」との注意には戸惑いました。金、土、月と通院し、1週間後に今度は右目の手術に入ります。費用は片目で約12000円です。

2014年12月10日水曜日

(2402)ミャンマー新聞ニュース(~12月9日)

  ◆対ミャンマー外国直接投資額、年間目標50億㌦達成へ、◆マカオへ年間5千人派遣、ミャンマー海外雇用斡旋業者連盟、◆国営通信衛星打ち上げへ、ミャンマー通信情報技術省、◆中国・東風汽車、ミャンマーで軽トラック販売、◆腐敗認識指数、ミャンマーは156位、◆ミャンマー不動産市場来年度8%成長と予測、◆JICA、ヤンゴン市水道事業運営改善プロジェクト、合意文書締結、◆ノルウェー国王、テインセイン大統領と会談、◆ヤンゴンに新アメリカセンター建設、◆14年度貿易赤字、34億㌦超、ミャンマー商業省、◆筑波大学、パテイン大学と提携、◆レストラン商業税5%、ミャンマーは世界最低水準、◆赤十字国際委員会、15年ミャンマー支援予算、3千万ドル、◆鉄道公社カンナー通りに通勤電車運行へ、◆マンダレー農業品卸売市場来年開設へ、

2014年12月9日火曜日

(2401)ミャンマー保険市場を開放、外資参入 日系が有力

  12月8日の日経電子版より。ミャンマー政府が主要保険会社に外資開放の方針を伝え、年内にも申請を募り、第一陣として数社に免許を交付する。開放の対象は、ティラワ経済特区で企業向けの火災保険や貨物保険などが中心となる説も。今回の措置の成果を見極めた上で、数年後に特区外での開放を検討する。ミャンマーには現在、15前後の外資系保険会社が拠点を置いているが、日本勢では、東京海上日動火災、三井住友海上火災、損保ジャパン日本興亜、太陽生命の4社が進出している。農業分野での保険でも日本勢は強い。軍事政権時代は国営ミャンマー保険が独占していたが、現在10社以上が自動車保険や生命保険を扱っているが認知度は低い。13年には42億円の市場が30年には80倍を予測。進出日本企業にもリスク管理など恩恵が大。

2014年12月8日月曜日

(2400)この数字 目出度いかなあ?

  このブログが2400回を記録した。目出度いような、全然関係がないような。ただ2400日連続掲載となるとちょっとだけ目出度いような気もする。2008年5月以降、6年以上も連日書き続けてきた成果だ。この間健康だったことが嬉しい。第1回目にはこんなことが書いてあった。タイトルは「避けたい力の分散、矮小化」とあり、北京オリンピックの聖火リレーの時、反対するチベット族の黄色い旗がいつも目に入った。しかしミャンマーの反政府活動を東京で見ていると、いろんな旗がはためいている。どのグループも軍事政権反対を唱えているのだから、一つの旗の下でデモしたらどうかという内容。現在はテインセイン大統領による軍事政権下の民主化は進み、経済発展には目を見張る。しかし、各民族は相変わらず「新国旗」を掲げる雰囲気は無さそう。ビルマ問題は続く。

2014年12月7日日曜日

(2399)ミャンマーの鉄道を日本が支援

  12月6日午後5時22分からのNHKニュースより。ミャンマーでは経済成長に伴い、大量の物資や人を輸送できる鉄道の重要性が増しているが、線路などの老朽化が深刻な問題になっており、JICAが支援に乗り出している。ミャンマーの鉄道は約6000㌔、ヤンゴンでは市民の通勤や通学の足となっている。車両の中には旧国鉄の特急列車として活躍した「キハ181系」など、日本から譲り受けた中古車両約200両も走っている。日本の車両はエアコンが供えられていて、大人気だが、最大の問題は線路。熱で曲がるなど老朽化が激しいため、3日に一度脱線事故が相次ぎ発生する。JR東日本から派遣された小松さんが、ミャンマー国鉄の作業員300人に日本のメンテナンス技術を教えている。小松さんは、研修生が地元に戻り、活躍してくれることを期待している。

2014年12月6日土曜日

(2398)ケサランパサラン

  今朝、たまたまネットサーフィンをしていたら、ケサランパサランという化粧品の広告が目に入った。その時ふと気が付いた・・・もしかしたらG氏がミャンマーに移住する際の送別会の時、彼の目の前をフワフワ飛んでいた白く愛くるしい物体の名前では? そばにいた女性が「ケサランパサランが飛んでいる!」と叫んだ(よう)だ。タンポポの綿毛のような直径5センチほどの球体だ。私には全然わからない。私の目の前で机の上を歩きだした。足?を器用に動かしながら。この時、さすがG氏だ。素早くポケットからスマホを取り出し「ケサランパサラン」を調べ出した。そして「植物なのか動物なのかよく分からない物体」とG氏は叫んだ。一度見た人は幸福になれるらしい。このケサランパサラン君、G氏に挨拶したのち暫らく会場を飛んでいた。今ごろどうしているかしら。

2014年12月5日金曜日

(2397)メコン回廊アジア結ぶ 来年末にアセアン経済共同体

  12月5日の朝日より。東南アジア諸国連合(アセアン)経済共同体の発足が来年末と迫った。かつての紛争の地だった大陸部のメコン地域に次次と橋や道路ができ、国と国とが「経済回廊」で結ばれつつある。一大経済圏としての飛躍的な成長を期待し、日本企業も動き出した。今回はカンボジア・ベトナムと共に、ミャンマーの情勢を掲載。ミャンマー南東部、タイ国境の町ミャワディから西へ18㌔、山脈越えの新バイパス建設現場だ。ミャワディとコーカレーを結ぶ全長45㌔の新道はタイの援助で整備が進み、来年半ば完成予定。ベトナム中部のダナンと、ミャンマー南部モーラミャインを結ぶ東西経済回廊は治安が回復し、道路整備が進行。新道ができれば貿易量は増える。しかし国境の2つ目の橋の建設には、政府軍と武装勢力の戦闘再燃という懸念も浮上。

2014年12月4日木曜日

(2396)ミャンマー新聞ニュース(~12月1日)

  ◆りそな銀行、ミャンマー・アペックス銀行と業務提携、◆「日本映画祭2014」開催、日ミャンマー外交関係樹立60周年記念事業、◆ミャンマー自動車市場、いまだ92%が中古車、◆ミャンマー衣料品製造組合、新戦略公表、10年間で輸出額5倍へ、◆アサヒ、ミャンマーで炭酸飲料製造、ロイヘインと提携、◆商業税徴収、電子システム導入を検討、ミャンマー国税局、◆中国・ミャンマー合弁企業、元国営セメント工場を運営、◆三菱電機、ヤンゴン工科大学からインターンシップ受け入れ、◆パナソニック、ガンバ大阪、ミャンマーでサッカー教室開催、◆トヨタ、国営教習所に自動車10台寄付、◆ミャンマー鉄道公社、韓国から列車100台購入へ、◆ETCM(MM)社、日産最新車種をミャンマーで販売、◆東京大学、ヤンゴン大学とミャンマー災害対策で共同研究。

2014年12月3日水曜日

(2395)ミャンマー知られざる野生の宝庫へ①象の親子

  標記のタイトルによるドキュメンタリーが、12月2日BS5で夜7時から放映された。BBCのカメラが撮影。20世紀にその9割が姿を消したアジアゾウに焦点を当て、群れを見つけ、さらに赤ちゃん象の存在を確認することが目的だ。成功すればこの森を保護するようにミャンマー政府を説得するという。調査チームが入ったのは、アジアゾウ最後の聖域と言われるミャンマー西部ラカイン州の森林地帯。調査チームは早速大きな足跡や糞を発見するが、肝心の姿は見えない、最初にその姿を捕えたのは無人カメラだった。しかし写っていたのは2頭の大人のオスのみ、調査員は地上30㍍の木の上に小屋をつくり、2日間張り込んだ。調査のタイムリミット近くなった時、20頭ほどの群れを発見、この中に大事に守られている2頭の赤ちゃん象を発見。この森で象は繁殖していた。

2014年12月2日火曜日

(2394)遺骨調査、年度内にも、ミャンマーで厚労省

  12月2日の朝日新聞より。太平洋戦争で多くの日本兵が犠牲になったミャンマーで、日本政府が年度内にも、およそ30年ぶりに広範囲の遺骨調査をする見通しだ。民主化で外国人の立ち入りが緩和され、遺骨の情報が寄せられたのがきっかけとなった。厚生労働省がミャンマー政府と協議して取り掛かる方針だ。調査を進めるのは、ザガイン管区、チン州、カヤー州の3カ所。この件は、11月の安倍首相訪問時にテインセイン大統領に協力を依頼していた。遺骨は身元が分かれば故郷に帰ることになる。厚労省によると、同国内の遺骨は9万1千人分が収容されたが、まだ4万6千人分が収容されていない。チン州で先行調査した民間団体「ミャンマー・ビルマご遺骨帰国運動」の井本勝幸さん(49)は「一人でも多くのご遺骨が見つかれば嬉しい」と話している。

2014年12月1日月曜日

(2393)ミャンマー民主化指導者 現状は「新しい軍政」

  11月30日の朝日(大阪)より。ミャンマーでスーチー氏と並んで著名な民主化運動の指導者、ミンコーナイン氏(52)が初来日し、29日、大阪大学で講演し、その後記者会見に応じた。軍事政権による民政移管後のミャンマーの現状を「新しい軍政の状態」と表現。民主化を促すためにも、「真実を知ってほしい」と日本の市民に呼びかけた。同氏は「重要な地位は軍人が占め、国家の富も為政者に独占されている」と指摘、他人宅に泊まるには当局側への届け出が必要といい、「母親の家に息子が泊まっても逮捕されかねない状況だ」と述べ、権力の監視がいまだに厳しいことを強調した。同氏は約10日間の滞在中、被爆地の広島も訪問する予定。「広島という言葉を聞いただけで心が痛む。広島、長崎の歴史は繰り返されてはならない」と非核への思いも語った。