2014年12月30日火曜日

(2422)インド北東部の民族抗争でミャンマーなどの周辺国に協力要請

  私は日頃から、ミャンマー北東部の地図に疑問を感じていた。インド北部のアッサム地方と中国・ブータン・ミャンマーの間に、点線で囲まれた国境線らしき境界がある地図のことだ。多くの世界地図はインド領であることを示しているが、一部の地図にはどこの領地か分からない曖昧な表現となっている。先日インド大使館に聞いてみたところ、「この地区はインド領」である旨激しい口調で教えてくれた。こんなこともあり、標記のタイトルに飛びついた次第だ。12月29日のミャンマーニュースによると、インドから分離独立を目指す少数民族ボド族の武装勢力が複数の村を襲撃、少なくとも78人が死亡した。警察は、過激派組織「ボトランド国民民主戦線」によるものと断定、同団体リーダーはカチン州を拠点としており、インド政府はミャンマーなど周辺国の協力を要請した。

2 件のコメント:

  1. イヤー、少数民族問題は誠に深刻な大問題ですな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    少数民族との軋轢は、従来はタイや中国国境地区に多かったが、今度はインド国境か。日本人にはわからない問題が山積してますね。

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