2014年12月31日水曜日

(2423)総選挙不参加も スーチー氏示唆 

  12月31日の朝日より。副題は「政権と改憲対話停滞で」。スーチー氏は30日の記者会見で、テインセイン政権を強く批判した。軍事政権が定めた現憲法の改正に向けた対話に大統領が応じる気配を見せないためで、来年の総選挙に参加しない可能性にまで言及した。テインセイン政権の成果を聞かれ、スーチー氏は「答えるのが難しい、思いつかない」と語った。今年1年の総括についても「大半の国民は生活が良くなったとは感じておらず、今年が名誉な年だったとは言えない」と述べた。先月の国会討論で軍人議員は改憲反対の姿勢を明確にした。そのため国会は大統領、国軍最高司令官、国会両院議長、スーチー氏、少数民族代表の6者対話を開くよう決議、しかし大統領は1か月たっても応じない。総選挙不参加となれば、選挙の正当性が揺らぐのは確実だ。

2 件のコメント:

  1. 国会決議を無視するとは問題ですな。
    大統領は、当然、6者対話に応じるべき…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ミャンマーは「軍政下の民主主義」を進める気がしてなりません。テインセイン大統領は、きわめて頭のよい人で、最初から「軍政政治」を続行するために、表面的な民主主義を唱えていたとしか思えません。

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