(2009年6月30日)
ヒューマンライツウォッチから入手した「マレーシアはスーチー氏の誕生日を祝ったビルマ人を釈放せよ、庇護希望者の権利保護を」というリリースを紹介する。 マレーシアのプタリンジャヤ市で6月19日に行われたスーチー氏の64回目の誕生日を静かに祝ったビルマ人庇護希望者が現在も身柄を拘束されている。マレーシア政府はビルマを専制的に支配する軍政幹部への支持を宣伝してしまった。行事に参加した50人のうちビルマ人16人を入管法違反容疑で逮捕、入管に移送、行事は中止された。 ヒューマンライツウォッチは拘束されているビルマ人が、その生命や自由が脅かされかねないいかなる場所にも絶対に送還されるべきではないとし、同国内で祖国の民主化を求めるビルマ人の処遇を改善すべきであると述べている。なお、マレーシアは難民条約を批准していない。日本よりもっとひどい国があるものだ。