2014年6月30日月曜日

(2239)学長まるで社長

  29日の朝日。見出しは「教育2014」、「大学を経営せよ」、「学長まるで社長」、「人材求め海外営業」と並ぶ。19日、ミャンマーの首都ネピドーの教育省。名古屋大学の浜口道成総長は切り出した。「政府の幹部の皆さんを博士課程に受け入れたい。そのための拠点をつくりたい」。相手の教育大臣は「わが国にも大きな助けになる」とうなずいた。聴衆に訴えかける名司会者でもある。ヤンゴン大学に名大が設置した日本法律研究センターの1周年記念行事では、軽妙なトークで笑いを誘いながら、名大が誇るノーベル物理学賞受賞者の益川敏英特別教授との対談を盛り上げた(以下省略)。いま産業界の目はミャンマーのようなアジアに向いているが、大学教育は依然として欧米を向いてきた。浜口総長は秋にはモンゴル、カンボジア、ベトナムにも拠点をつくる計画だ。

2014年6月29日日曜日

(2238)難民鎖国、日本の現実

  6月28日6時12分からのTBS報道特集。在日ミャンマー人リーダーのタンスエ氏が登場、母国で官憲に踏み込まれる直前に日本に出国、難民申請して2年余りで認定。家族でミャンマー料理店を経営している。難民支援協会の吉山さん、昨年は2次での認定を含め認定者は僅か6人、一方難民申請者は3260人、中には8年掛かっている人もいる。キンマンミンさん(ロヒンギャ―)の場合、バングラディシュからインドネシアへ、さらに偽パスポートで日本へ、宮内弁護士はバングラディシュまで出向き調査したが、裁判の結果不認定、日本は難民条約に加入しており難民を保護する責任があるのに、日本でも迫害を受けており控訴する。更にアフリカ系の難民、正規社員として働き15歳の娘を呼びたいという。難民認定率は米国52%、韓国8%、日本0.1%。(幸せに)。

2014年6月28日土曜日

(2237)ミャンマー医療関連の新聞広告

  25日の朝日に掲載された、アルゼンチン政府の債務返済に関する全面広告にびっくりした。それに比べるとささやかだが、26日の朝日夕刊に、ミャンマー関連の広告が掲載されていた。題して「ミャンマー国際医療シンポジウム」。副題は「ミャンマーと日本の国際医療協力に係る今後の展開」とある。これは7月6日にホテルオークラ東京で行われる 国際医療福祉大学大学院主催のシンポジウムの案内だ。内容は「同大学院は、アジア諸国の保健医療分野での人材育成に取り組んでおり、今回はミャンマーから保健省副大臣や医療系国立3大学の学長らを招いて、ミャンマーにおける保健医療環境について考えたい」というもの。この種の広告も珍しい。【オマケ】、今日(28日)18時ごろよりTBSで、『なぜ却下 難民鎖国!日本の現実 国際化はるか遠く』)を放映予定。

2014年6月27日金曜日

(2236)「自分史・続編」5冊追加作成

  拙著「恥ずかしながら近況報告(自分史・続編)」が好評(?)だったので、さらに5冊を追加作成した。原紙は残っていたので、5冊ぐらいスイスイと出来上がるかと思っていたが、あに図らんや、10日間もかかってしまった。その遅延の大きな原因が、ブラジルでのサッカーW杯。本田が、長友が、香川が、あの時ああすればとつぶやきながら印刷するものだから、うまく仕上がるはずがない。しばしば製本の手が止まり、ますます製本ミスが重なってしまう。こんなわけでやっと仕上がった5冊だ。ところでこの5冊の行方だ、3冊の送付先は既に決まっており、2冊は家内用と私の棺桶用だ。さて私の終活は、「ミャンマー関連書籍226冊・紹介・あらすじ集」と、今回の「恥ずかしながら近況報告(自分史・続編)」が終わり 次は「弘子といっしょ」への挑戦、これも恥ずかしいなあ。

2014年6月26日木曜日

(2235)恥ずかしい問題ばかりだ

  アムネスティ(日本)は6月24日、アムネスティ・インターナショナルの自由権規約日本審査に向けての提言書を公表した。既に国連の人権委員会からも発表されている。取り上げている項目は以下の通り。①独立した国内人権機関の欠如、②マイノリティへのヘイトスピーチに対処し予防するための法や対策の欠如、③朝鮮学校の高校無償化制度からの排除問題、④「慰安婦」制度の解決、⑤死刑制度、とりわけその秘密主義、死刑囚の処遇、義務的上訴制度の欠如、精神疾患の疑いのある者の死刑執行、⑥代用監獄制度の廃止または抜本的見直し、取り調べ中の人権侵害の防止対策の欠如、⑦難民認定制度の問題、庇護希望者・非正規滞在者の拘禁とその取扱いの問題、⑧特定秘密保護法の問題(以上)。⑦をはじめ、日本人として 恥ずかしい問題ばかりだ。

2014年6月25日水曜日

(2234)完敗 厳しい現実

  きょう(6月25日)の朝日新聞夕刊は、1面、10面、11面、12面、13面、14面、15面と、全16面の多くの頁を割いて、第20回W杯ブラジル大会を報じていた。異例の扱いだと思う。私も今朝は4時半に起きて朝ブロに入り、5時からのコロンビア戦を観戦した。しかし1:4の『完敗』だった。ワインを横に、もし勝ったら『乾杯』だと思っていたのに・・・、とんでもない思い違いをしていたのだ。日本サッカーの国際順位は46位だと聞かされてきたが、私はそれは統計学的に間違いであり、悪くてもせいぜい20位前後だと思っていた。しかし 今回の完敗ぶりを見せつけられ、やはり46位が正しかったように思えてきた。日本は アジア予選で勝ち進んできたが、各国のレベルが低いことに気が付かなかったのだ。それから4年後は、通訳のいらない日本人監督のもとで戦ってほしい。

2014年6月24日火曜日

(2233)大雨と満潮が重なるとこうなる(中西ブログ)

  引き続き今日も中西ブログ(6月14日)の紹介。初めに、ヤンゴンの冠水状況の新聞写真が紹介され、その1枚のキャプションには「ミャンマーのベネチア・ヤンゴン市」と。別の現地新聞にはヤンゴン市都市開発専門家K氏の発言を掲載。「JICAは都市開発などのマスタープランを作成して、これをやりなさいといっているだけで、これは役に立っていない。ミャンマーにはこれを理解する専門家がいないのだ、だから本当に誠実な気持ちで協力してくれる国を探すしかない」。日本人には耳の痛くなる記事だ。また、「現在使用している排水溝は英国時代に建設されたもので、ヤンゴン河の底面が上がっているため、大雨と満潮が重なると道路が冠水してしまう」(以上)。日本でも最近道路の冠水が日常化しているようだ。日本のベネチアが誕生しないように頑張ってほしい。

2014年6月23日月曜日

(2232)昨日の「金目問題」に関連して

  昨日本欄で、ミャンマーのお坊さん同士の争いを、「金目の問題」かと論じたが、それを匂わす記事が、同じく中西ブログから見つかった。やや古いが、3月5日の中西ブログを紹介しよう。テーマは「お坊さん同士でも対立しています」。3月5日発行の7DAY DAILY紙より。マハータンニトゥカ僧院はピーナン師個人が所有する物件であり、多くの在家者の寄付により1999年に完成した豪華な僧院。その後ピーナン師は海外布教のために出国、その間キンニュン首相が国家サンガ大長老会に管理を委託した。現在、同寺院の土地や建物は、ピーナン師個人のものとなっており、同師は仏教の布教のため使用するつもりだったが、大長老会は、結婚式などに使用している。中西氏が意外に思ったのは、「ミャンマーのお坊さんが、土地や建物を個人で持っている点」、同感。

2014年6月22日日曜日

(2231)僧院に治安警察が突入 僧侶を強制移動

  久しぶりにヤンゴンの中西先生のブログ「ミャンマー・日本語教室ブログ」を読んだ。6月12日のブログでは、かねてから噂されていたマハータンニトゥカ僧院に、ヤンゴン管区サンガ委員会の指導者を含む約200人の僧侶、宗教省の担当者、及び治安警察が突入、僧院内の僧侶に出ていくよう促したという。この僧院を所有していると主張するピーナン師が日本に布教に行っており、同僧侶の不在を狙ったとみられている。以上が現地ボイス紙の記述であるが、中西氏は、「どちらの主張が正しいかは別として、このような暴力沙汰しか解決法はなかったのか、非常に残念」、「ミャンマーでは宗教間の問題が起きているが、今回は同じ仏教の僧侶間での対立で、問題は深刻」、「仏教に平和的に話し合うという教えはないのか」と。全く同感。もしかしたら例の『金目』の問題?

2014年6月21日土曜日

(2230)ミャンマー人材獲得目指す就職フェア

  6月21日のNHKニュース。アジア最後のフロンティアと呼ばれ各国からの投資が加速しているミャンマー・ヤンゴンで、外国企業が参加する就職フェアが始まり、軍事政権時代には就職の機会に恵まれなかった高い教育を受けた人材の獲得を目指して、各国の企業間の競争が激しさを増している。この就職フェアは20日から始まり、即戦力となる人材の獲得を目指して、日本や欧米企業を中心に70の企業がブースを設けた。今後の事業の拡大をにらんで、高い語学力やコンピュータの知識などを持ち、国際的に活躍できるいわゆる「グローバル人材」を採用する意欲が進出企業の間で高まっている。3年前、民政に移管するまで、軍政下にあったミャンマーでは、優秀な人材が今も多いとされ、こうした人材の早期獲得を目指す企業間の競争が 激しさを増している。

2014年6月20日金曜日

(2229)残念!ギリシャに0:0

  残念無念!ギリシャに0:0の引き分け、まだコロンビアとの第3戦があるというが、決勝リーグ進出は絶望的だ。というか、絶望だ。監督以下選手はよく頑張ったが、世界との差はますますはっきりしてきた。日本は世界第46位といわれてきたが、そして、私はそんなに弱いはずはないと抵抗してきたが、今回のブラジルでの2試合を観ていると、納得せざるを得ない。コートジポワール戦と違い、今回はパスがよくつながったが、スピード感が全然なかった。得意のワンタッチパスが少なかったせいかもしれない。相手選手が一人少ないにも関わらずだ。少々早いかもしれないが、これでザッケローニ監督の辞任も決まりだ。識者は決勝リーグ進出の可能性は、僅かながらあるという。全然期待しないで観るのも、一つの観戦方法だろう。25日のコロンビア戦は 朝5時からだ。

2014年6月19日木曜日

(2228)難民専門部会についての質疑(参院総務委員会)

  参議院社民党又市議員の質疑についての全難連からの情報の概要。①行政不服審査法の中で、入管法も改正されようとしているが、専門部会の意見を尊重すると言う趣旨に影響はないか。⇒(法務省)専門部会での議論を制約しない。②行政不服審査法の改正で変わる点は何か⇒難民審査参与員を審理員とみなし、口頭意見陳述主催者を難民調査官から参与員に変更する。③意見陳述の除外規定が入管法に入っているが理由は何か⇒参与員が民間人である点に配慮し、法律で明確化したまでで、運用面で変更はない。④参与員が恣意的に意見陳述機会を制限しないか⇒参与員は民間の有識者であり、制限するか否かも参与員が決める。⑤難民認定率が0.1%、改善を要望して質問を終える(以上)。今後2・3回目の難民申請をする人への周知が大切。

2014年6月18日水曜日

(2227)ミャンマー悪路旅の痛み

  今日の朝日電子版に「ミャンマー悪路の痛み…裏国境を越えて東南アジア大周遊16」という頁が目に入った。(2213)に取り上げた「再びミャンマーへの道」の続編のようだ。タイ側から陸路でミャンマーのヤンゴンを目指す時の一般的ルートだ。ミャワディからは峠越えの悪路だが、頑張れば1日で、のんびりしたいなら1泊2日でヤンゴンに着く。バンコクから夜行バスを利用すれば、翌朝メーソト、橋を渡ればミャンマーのミャワディだ。ミャワディからの道は、一日おきの一方通行とのこと。以上が説明の概要だが、例によって16枚の写真があり、クリックすると各大画面と同時に説明文が飛び出してくる。今回も途中での事故の様子がクローズアップ、迫力があった。見出しには「クリックディープ旅」と出ていたが、今後この種の写真と文章の融合した読み物が増えるのかな。

2014年6月17日火曜日

(2226)最近のミャンマー新聞(~6月16日)

  ◆ヒルトン、ミャンマーでホテル5件開設、◆タイ・ミャンマー国境専門学校開設 日本政府、5万ドル強援助、◆列車運行権を民営化 マンダレー~ミッチーナ線、◆国交省、ミャンマー港湾、空港、鉄道分野で連携、協力強化、◆ラカイン州ポンナーチュン区に新工業団地 15年完成を目指す、◆グーグル、マイクロソフト製品にミャンマー語対応システム導入、◆ミャンマーホテル総数、1011件、2か月で2千室が営業開始、◆米国、対ミャンマー累計直接投資額約2.4億ドル、◆日本の熱交換機メーカー・ティラド、ティラワ経済特区に工場建設へ、◆日本政府、ミャンマーに総額77億円の無償資金協力、◆チャオピュー経済特区、開発予定地変更 泥火山発見の影響、◆ティラワ経済特区、工場開設権を 今月認可へ、◆外国人に 国内運転免許交付、道路交通管理局。

2014年6月16日月曜日

(2225)株価の推移

  現在の日経平均株価は14933円、前日比-164円。またもや1万5千円台から後戻りだ。最近の株の動きを見ていると、1万4千円と1万5千の壁があり、上がっても、下がってもこの二つの壁で跳ね返されている。日本経済の実力は、こんなものではないと思ってはいるが、上の壁がなかなか外れない。先日このブログ(2212)で、6月の上値は1万7千円と豪語したが(根拠もなく)、識者の言うとおり15300円~16000円が正解のようだ。一方、私はライオンと花王の株価に注目している。ライオンは35年前まで働いていた職場だが、いま一つパッとしない。前日に600円を突破したが、今は598円(前日比-8円)、一方花王は相変わらず元気だ。ドイツに20億円かけて「花王ドイツ」を設立するなど上場来高値を更新する底力を発揮しそうだ(現在3985円)。

2014年6月15日日曜日

(2224)悔しい2:1で負けた

  待ちに待ったW杯初戦、日本はコートジポワールに2:1の逆転負け、残念無念。日本得意のパス回しが、しばしば敵側に奪い取られ、大勢は明らかに負けムード、実力の差だ。特に大久保より一足先に交代出場した、ドロクバの存在はダイナマイト級であり、たちまち2点を取られた。情勢を変化させる力があるという大久保も、ドロクバのオーラにしょんぼりせざるを得なかった。4チームの上位2位に入れる確率は8,7%といわれ、極めて困難。私はテレビ観戦で少し作戦を変えようと思っている。第2戦ではギリシャを、第3戦ではコロンビアを応援することにした。そうすれば、もし日本が負けても笑顔が出てくるであろうし、もし勝てば、それはそれで嬉しい。渋谷近辺でこのような発言をすれば、サポータからボコボコにされるおそれがあるので、家で静かに観戦する予定。

2014年6月14日土曜日

(2223)「スーチー大統領」道険しく

  6月14日の朝日。「ミャンマー国会憲法改正に否定的」という副見出しとともに、標記の見出しが掲載された。ミャンマー国会の憲法改正実現委員会(31議員で構成)が、野党党首のスーチー氏の大統領就任を拒んでいる現憲法の条項を、改正すべきではないと決めたことが13日、分かった。これを受けて、今後国会が改正の是非を判断することになるが、スーチー氏が大統領候補として認められる可能性は低くなった。委員会のメンバーは与党議員14人、軍人議員7人、NLDは2人だけで、政権側が圧倒的に多い。与党や軍が「スーチ大統領」を認めない姿勢が明確になった(以上)。このままでは最近の経済回復も政の成果となってしまう。国民投票を実施し、憲法を改正、国名、国旗、首都を変え、経済も回復した実績は、すべて 軍政の成果なのかしら。変だ。

2014年6月13日金曜日

(2222)カッコいい番号だなあ W杯開幕

  今日のブログ番号は2222、おまけにW杯開幕だ。初戦はブラジル対クロアチア、6万人の観客席はブラジル色(黄色と緑の)に染まり、悲願の開催国優勝に向けて最高の滑り出しだ。開始11分にブラジルは見事なオウンゴール、世界中がびっくりしたはず。これもブラジル流の最高のオ・モ・テ・ナ・シかも。前半29分には、ネイマールが右ポストにあてながらのゴール、後半は26分にPKを奪いまたまたネイマールが決めた。このとき西村主審がクロアチア選手に詰め寄られたが、これも日本のフアンに対するご挨拶かも。終了間際には、若手選手がゴールを決めてブラジルの完勝。ブラジルは最初に1点を与えたが、その後3点を奪う見事な逆転劇。日本は最初に点を与えても逆転で勝つ習慣があったが、どうやらこの高度な戦略をブラジルに盗まれたようだ。ワッハッハ。

2014年6月12日木曜日

(2221)日本のTV番組通じ交流を 樋口大使が抱負

  今朝の朝日朝刊に標記の見出しが掲載されていた。インタビューの内容は、「日本との関係強化のため、テレビドラマなどを通じて両国民の交流を促したい」、「互いの国民の間で親近感や信頼感を醸成させたい」、「日本のみならずミャンマーのためになる事業展開をするとの認識が、日本の官民では共有されている」などを説明したという。樋口氏は警視庁トップの警視総監を務め、今年4月にミャンマーに着任した。前警視総監がミャンマー大使に? ちょっとしたサプライズだ。ブラジルの方がよかったんじゃない? 交番制度を取り入れようとしているし、警察官のストライキも噂されている。略奪や強盗事件も多いという。こういう国で睨みを利かせたら、喜ばれるのでは? もっとも 他国の大使が睨みを利かせてはいけないのかも。まあ新大使、ミャンマーで頑張って!

2014年6月11日水曜日

(2220)ミャンマー 残る地雷の影

   6月11日の朝日新聞12面。標記の大見出しの他に、「少数民族と紛争 互いに使用」、「通い慣れた森 失った足」、「十数年で3千人超が被害」、「記録なく埋設場所不明」などの小見出しが並ぶ。政府と少数民族武装勢力との和平交渉が進むミャンマーで、紛争中に埋められた地雷の被害が後を絶たない。どこに埋められたのかの記録はなく、将来、難民が帰還する際の障害になりかねない。1948年のイギリスからの独立直後から、少数民族武装勢力と政府軍の間で内戦状態が続いていた。2011年の民政移管後、17の武装勢力のうち14が政府と停戦で合意し、和平交渉を続けている。最も長く独立闘争を続けてきたカレン民族同盟は12年1月、停戦合意を結び、和平交渉に入っている。今後55万人の避難民に帰還の道が開けるが地雷の危険は続いている。

2014年6月10日火曜日

(2219)最近のミャンマー新聞より

  ◆自動車輸入台数、2年7か月で約30万台、ミャンマー税務局、◆日本製列車20台輸入 ミャンマー鉄道公社、◆岩崎統合幕僚長、ミャンマー訪問、国軍司令官と安全保障問題協議、◆コマツ、ミャンマーで発電機・重機を現地生産へ、◆三井物産、ミャンマーに自動車アフターサービス事業会社設立、◆JICA、タケタ新橋梁建設プロジェクト 4000万ドル支援、◆チャオピュー経済特区 コンサル機関にシンガポールCPG社、◆政府系事務所に光ファイバーネット敷設、ミャンマー郵電公社、◆近鉄エクスプレス ラオス・ミャンマー拠点開設、◆KDDI、ミャンマー郵電公社との業務提携に遅れ、雇用規定に隔たり、◆EU カイン州農民へ1億円超の経済支援、◆ヤンゴン証券取引所 資本金320億チャット、日本出資49%、◆30年ぶりミャンマー国勢調査10月末に報告。

2014年6月9日月曜日

(2218)自分史続編を発行

  今日、自分史続編(恥ずかしながら近況報告)の発送を終えた。他人の自分史というものは、だいたい面白くないというのが定評だ。それを重々承知の上での発送、受け取った方には申し訳ない。おまけに今回の続編は、12年間にわたり「きらく会会報」に掲載した記録の寄せ集めに過ぎない。2番煎じなのだ。だからと言って、新たに稿を起こすファイトは消え失せている。受け取られた方々は、斜め読み、チラチラ読みで結構。もしコメントなど戴ければ最高に嬉しい。さて問題はこれからだ。私の寿命はあと6年、91歳までと勝手に決めている。理由は東京オリンピックが見たいだけだ。前半の3年、米寿まではいままで集めた資料の整理を続け、その後の3年は後顧の憂いなく、趣味の俳句と切手整理に入ろう。そして オリンピックを堪能したら、何もすることは無くなる筈。

2014年6月8日日曜日

(2217)政府の目標、50年後に1億人 

  日本では少子高齢化が進み、近い将来自治体の半数が消滅するという、衝撃的ニュースが報道されだした。デフレ脱却にほぼ成功した安倍内閣が、その次の「骨太の方針」として取り上げたのが、この人口維持対策。来年度以降の予算づくりや、重要政策に反映されるという。主な内容は、●50年後に人口1億人を保持、●出産や子育て(特に第3子以降)に予算を重点化、●首相がトップの人口減少対策会議の設置、●国と地方の財政収支を2020年までに黒字化、●社会資本整備の選択と集中など。試算では現在の出生率(1.43)を30年に(2.07)に回復させる、そのため6年後の20年をめどに、少子高齢化の流れを変えるとしている。安倍内閣ならば、上手に進めると思う。その際ミャンマー人のような 平和で親日的な外国人の在留数の増加も考えて欲しい。

2014年6月7日土曜日

(2216)サッカーザンビア戦 4:3で勝つ

  今日もテレビでザンビアとのサッカーの試合を観ちゃった。しかも朝8時から。多くの人が仕事を始めようとしているときに、サッカーなど観ていていいのかしらと、多少反省しながら見入った・・・だが待てよ 今日は土曜日、仕事なんかしていないか。よ~しとばかりに本格的に見入った。先日のコスタリカ戦同様、今日も先取点を取られた、しかも2点も。前半40分に本田のPKで1点を返し前半は1:2。後半28分、香川のシュートと、その2分後の本田の2点目のゴールでリード、44分に同点とされたが、ロスタイムに大久保が勝ち越しのゴール、結局4:3で日本が乱戦を制した。日本は世界ランク46位、ザンビアは76位、順当といえば順当だったが、2回続けて先取点を取られるのは不安だ。しかし、面白いのは逆転勝ちかも。そうだ、日本選手は観客にサービス満点なのだ。

2014年6月6日金曜日

(2215)安倍首相はよく動くなあ・・・サッカー選手みたい

  昨日もサッカーの国際試合をテレビで観戦、2日のコスタリカ戦の再録だ。選手は90分間走り回っていた。遠藤、柿谷、香川のゴールも見事、それにしてもよく動くなあと感心する。私だったら5秒でぶっ倒れるだろうに。サッカー選手以上に動いているのが安倍総理、今日の新聞を見るとG7(主要7カ国首脳会議・ブリュッセル)に出席していた。ウクライナ問題が主要議題のようであったが、これと並べて、ちゃんと「東シナ海、南シナ海での緊張を懸念、国際法に従った平和的解決を支持」する旨の宣言をまとめている。一方でロシアへの制裁強化を続ける米国とは距離を置き G7とロシアとの間で対話を継続するよう求めている。政治のことはよく分からないが、G7を使って「対中包囲網」を敷き、ロシアがG7の枠外で孤立することを警戒している。なかなか やるじゃないか。

2014年6月5日木曜日

(2214)STAP研究白紙に

   今日の報道によると、STAP研究論文の撤回が決まり、白紙に戻ったとじていた。数多く存在する体の細胞に、酸などの軽い刺激を与えるだけで万能細胞が誕生するといわれ、世界的に注目された論文であった。軽い刺激について、当初酸の他にピペットなど細い管を通すことも取り上げていたはずだ。ここで私は引っかかっていた。よっぽど細いピペットを使っていたのかしら? と。幸い、小保方氏も今回論文を撤回したことで、理研に残って、再現性テストを続けられる環境は残されている。周囲の目は冷たいと思うが、ここで断念したら、それこそ笑い者に落ちぶれてしまう。メソメソしたり、入院などしている暇はない。まだ30代、模範的な実験ノートを作成するなど、今回の一連の出来事を教訓に、精進して ノーベル賞を貰ってほしい。人類の 微笑みのために。

2014年6月4日水曜日

(2213)再びミャンマーへの道・・・朝日電子版

  我が家では朝日新聞を80年間読んでおり、最近では電子版も見ている。まあ、新聞を読んでいれば、電子版とは内容的な差はないかなと思っていたが、最近電子版ならではの報道がなされていることを知った。その一例がこの情報だ。著者が陸路タチレクからミャンマー内陸に入国しようとしたが、チャイントンで行く手を阻まれ、再度タイに戻り、今度はミャワディから入国した。そのような様子を10数枚の写真で説明、各々の写真をクリックすると拡大され、数行の説明文が出てくる仕掛けだ。極めつけの写真は動画で表示、もちろん新聞紙ではできない芸当だ。ただ欠点もある、興味のないテーマだとクリックするのも面倒で、新聞紙で十分となるだろう。今回のシリーズは「裏国境を越えて東南アジア大周遊」でミャンマー編は5月28日、5月14日、4月30日と続いた。

2014年6月3日火曜日

(2212)日経平均1万5千円回復 今後の見通しは、

  今日株価が1万5000円を突破した。4月4日以来約2か月ぶりだ。日経新聞社が、①6月中の上値のメド、②9月末(上期末)の予想水準、③9月末の予想値になる理由などを市場関係の識者8人に予想してもらったところ、次のような結果が得られたという。①については、1万5300円~1万6000円とみる向きが多かった。②については1万3500円~1万7500円とバラバラな結果だ。③については省略する。私自身の判定は①は1万7000円、②は1万8千円だ。理由なんて全くない。強いて言えば願望である。我々は、長い間デフレを味わい、長い間暗い世の中を経験した。そのデフレスパイラルを打破した安倍内閣は大したものだ。右手が少し太く長いのが気にかかるが、経済に関しては久々の快挙である。①にしても②にしてもたぶん私の見通しが一番近い筈。

2014年6月2日月曜日

(2211)暑い・・・ボリューム下げて!

  暑い!梅雨前だというのに、こんなに暑くていいのかしら? おまけに市からのお知らせというアナウンスが、キイキイ声で聞こえてくる。「熱中症にならないよう水分を小まめにとれ」というもの。熱中症で倒れる老人がいるので、この情報は効果がありそうだ。一方、今度は警察署からのお知らせだ。「ただ今市中にオレオレ詐欺が発生しているので注意しろ」というもの、オレオレ詐欺はいまだに続いているらしい。我が家にも息子に成りすました「オレオレ」が1回、「新株発行で3割儲かる」が2回掛かってきた。いずれも下手くそな演技なので、ついつい笑い飛ばしてしまった。先方もびっくりしていたに違いない。彼らも遊び半分でやっているためか、事の重大さに気づいていないみたい。何はともあれ暑い!市や警察はもう少し音量を下げて放送して欲しい。何しろ暑いのだ。

2014年6月1日日曜日

(2210)ダービー テレビで観ちゃった

  今日は6月1日、新聞もテレビもダービー、ダービーと煩い。たかが馬の「かけっこ」なのに。でも観客が11万人も集まるというし、恐れ多くも皇太子さまも観戦するという。終活ついでに浮世の騒ぎを観てみるか。レースの前に、出場する15頭の馬が場内をぐるりと回って顔見世だ。タテガミなるものを久しぶりに見た、我が頭を思い浮かべながら。どの馬も500キロ前後で、恰好はいいが、みんな馬づらだ。顔見世が終わるといよいよ本番レース、2400メートルを2分ちょっとで走り抜けるのだが、場内の歓声は凄まじい。おそらく観客全員が賭けているせいだろう。ウマが駆ければ観客も賭ける図式だ。でも、わからない点がいくつもあった。結局、横山騎手騎乗の「ワンアンドオンリー」が、一番人気のイスラボニータを4分の3馬身抑えて優勝。賭けないせいか面白くなかった。