2014年11月30日日曜日

(2392)ミャンマー関連図書600冊の紹介、進行中

  10月2日にE氏宅から運ばれた16個の段ボール、中に入っていた600冊と称するビルマ関係の日本語書籍の内容紹介・あらすじ集の作成に連日挑戦中。そもそも600冊を5つの書棚に並べ終えるだけで11日間も要したという多量の書籍だ。以降、E氏の記録に従い、第1章:ミャンマー言語編(55冊)、第2章:ミャンマー仏教編(35冊)をそれぞれ読み始め、内容を90字弱でまとめだした。第1章は私も興味を抱いていた分野なので、比較的スムーズに読破し、1頁7冊ずつに整理し終わった・・・と思っていたら、保存するのを忘れパアー。泣く泣くコピペで再度挑戦した。第2章はどちらかというと、私にとって不得手な分野、おまけにビルマ関係は薄い。昨日までになんとか終了したがまだ600分の90か。これからは第3章:歴史・戦史部門。完成目標は来春だ。

2014年11月29日土曜日

(2391)スーチー氏訪中を延期

  11月28日の朝日新聞より。ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウンサンスーチー党首は27日、首都ネピドーの国会内で記者会見し、12月に予定していた中国訪問が延期になったと述べた。地元記者によると、「先方とこちらの日程が合わなかった」と説明したという。スーチー氏の訪中は、ミャンマーでの影響力確保を図りたい中国側が強く求めていた(以上)。本件に関しては11月5日の本ブログで、「ミャンマーで軍事政権から民政に移管された後に、中国離れが進んだため、中国側がミャンマーで人気の高いスーチー氏と良好な関係を築く狙いがあり、中国外務省は我々は両国関係の発展のために、ミャンマーの各政党などと接触している」と述べた旨記載した。スーチー氏は自分の所信に従って行動してくれることを望む。この1年が山場だ。

2014年11月28日金曜日

(2390)改憲へスーチー氏と連携 民主化指導者ミンコーナイン氏

  11月28日の朝日より。ミャンマーでスーチー氏と同様に著名な民主化運動指導者のミンコーナイン氏(52)の近況。同氏は軍事政権による2011年の民政移管後、「報道や市民団体設立などの自由は得られたが、軍政は権力を手放そうとしていない」と批判、軍に事実上の改憲拒否権を与え、政治関与を認める現憲法の改正が必要だと強調した。ミンコーナイン氏は今年、スーチー氏と共同で、改憲規定の改正を求める500万人分の署名を集めた。「総選挙は憲法をどう変えるかを、軍ではなく有権者の票が決められる形になってこそ受け入れられる」、「国民の目に見える形でのリーダー間の対話で改憲の道筋をつけるべきである」と。同氏は89年に軍事政権に逮捕され、投獄は3回、12年まで計20年に及んだ。28日に来日し、大阪大や上智大で講演する。

2014年11月27日木曜日

(2389)日系企業のミャンマー進出、10月度は10件

  11月26日のミャンマーニュースより。プログレス・アンド・パートナー社は20日、14年10月の日系企業の東南アジア進出動向を発表。この調査は10月4日~31日のアセアン各国(除くブルネイ)への日系企業動向より「法人の設立」、「現地への進出」、「現地企業との提携」に関する案件を独自集計したもの。その結果、ミャンマーにおける日系企業の動向件数は10件で、9か国中6位だった。トップはベトナムで28件、次いでインドネシアが23件、タイが18件という結果だった。国別日系企業動向の比率は、これまで同様上記3か国で全体の60.5%を占め、ミャンマーの割合は全体における9%。なお10月度における活動案件は114件で、今年度上期の月平均件数を下回る不調な結果。今年4~9月までの平均値は121.8件(以上)。ミャンマーはこれからだ。

2014年11月26日水曜日

(2388)ヤンゴン川渡河船と旅客ターミナル引き渡し式典開催

  11月25日のミャンマーニュースより。国土交通省は19日、ヤンゴンで渡河船3隻と、旅客ターミナル等のミャンマー政府への引き渡し・就航式典が15日に行われたことを発表した。国土交通省は、外務省やJICA、ミャンマー運輸省らとの協力で、ODAによる新造渡河船と新設ダラ桟橋の2つのプロジェクトに取り組んでいた。新造渡河船3隻は中谷造船が建造、全長41メートル、310トン、定員1200人、ダラ桟橋は、浮桟橋2基と連絡橋、旅客ターミナルが、日本工営が施行管理、JFEエンジニアリングが建設を担当して新設された。この渡河船で毎日4万人以上の市民がヤンゴン川を渡り、ヤンゴン市とダラ市の間を往来するという。これまで使用されてきた渡河船は老朽化が進み、旅客ターミナルもサイクロンによって損傷を受け、老朽化が激しくなっていた。

2014年11月25日火曜日

(2387)ワールド・ギビング・2014 ミャンマーが米国と並んで1位

  11月23日のミャンマーニュースより。イギリスのチャリティーエイド財団(CAF)が、ワールド・ギビング・インデックス(WGI)2014を発表、1位にミャンマーとアメリカが選ばれた。調査によれば、ミャンマーでは91%の人が寄付しているという。これは伝統的に行われている仏教徒への寄付が評価されたと思われる。ミャンマーには全人口の1%にあたる約50万人の僧侶が存在する。仏教では、慈善事業、金銭や食べ物の寄付が宗教的な文化として根付いている。僧侶は働かず、瞑想と祈りに日々を費やしている。WGIはCAFが毎年発表している寄付動向レポート、チャリティーへの寄付金、ボランティア活動に費やした時間などについて、153か国を対象に調査。世界主要20カ国からWGIランキング20位までに選ばれた国は5カ国だけ。日本は韓国と同じ90位。

2014年11月24日月曜日

(2386)ミャンマー憲法改正、2つのニュース

  ①総選挙後に改憲:11月19日の毎日新聞より。ミャンマーのシュエマン下院議長は、18日の記者会見で、国軍優位を規定する現憲法改正について、2015年後半予定の総選挙後にされると述べた。国会はいま、憲法改正について集中審議をしており、これまで「総選挙前の改正」を繰り返してきた議長が、突然前言を翻した格好だ。シュエマン議長はスーチー氏と共に次期大統領戦に出るとみられる。 ②ミャンマー大統領、改憲に消極姿勢、ロヒンギャ族脱出「作り話」:11月21日の時事通信より。テインセイン大統領は野党陣営が要求している改憲について「改憲は第一に国会、第2に国民の責任だ」とし、政府がこうしろと指示は出来ない。国軍もできない」と述べ、改憲に消極的な姿勢を示した。またロヒンギャ―が拷問から逃げ出しているとの説を否定。

2014年11月23日日曜日

(2385)ミャンマー新聞ニュース(~11月21日)

  ◆ミャンマー進出法人数、シンガポールが首位、◆対ミャンマー外国直接投資額、ベトナムに迫る増加率、◆中国石油天然ガス集団、マンダレーで天然ガススタンド開設へ、◆ティラワ経済特区で外資保険認可へ、◆ティラワ経済特区、汚職防止策実施に合意、◆中部電力、ミャンマー地方都市配電網改善調査を受託、◆BMW、新車に3年保証付与、ミャンマーで販売攻勢、◆国土交通省、ミャンマーに渡河船3隻引渡し ODA支援、◆中国電信、中国・ミャンマー海底ケーブル敷設完了、◆ロシア・ミャンマー2国間貿易17年までに5億㌦へ、◆ミャンマー生産性機構センター設立へ、日本生産性本部が支援、◆ミャンマー映画、日本人俳優が出演、千葉真一、武田梨奈、他、◆中国、ミャンマーへ80億㌦支援に合意、◆仏セメント大手、ティラワ経済特区で生産開始、

2014年11月22日土曜日

(2384)教育法に反対する学生のデモ決行

  11月22日のミャンマーニュースより。ミャンマー政府が提示した教育法の改正案に対抗する集会が決行された。ミャンマー学生連盟は、9月に発表された政府案は学問の自由を制限するものであり、学生と教師の意見が反映されていないと主張する。デモは全国から集まった数百人の学生たちが、抵抗の象徴である孔雀の旗を掲げ、こぶしを振り上げながらヤンゴンの街を行進した。かつてミャンマーは軍事政権時代に政府への抵抗勢力として大学での学習が制限されていた。今回問題となっている改正案は、9月30日に発表された。内容は学生組合設立を禁止し、民族の言語による指導を排除したもの。ミャンマー学生連盟は、政府に対し改正案の調整に60日間の猶予を与えた。翌日教育省は学生組合の設立などを条例に含めると発表し、今日に至る。

2014年11月21日金曜日

(2383)今日の朝刊に2つの話題が。

  11月21日の朝日新聞より。①「ミャンマー北部戦闘で23人死亡」。カチン州では少数民族武装組織KIOの戦闘員訓練施設に政府軍が砲撃、KIOによると訓練生ら23人が死亡、18人が負傷した。州内では戦闘が再燃しており、政府と少数民族武装勢力との間の全土停戦交渉に影響が出るのは確実。KIOの報道官によると、19日にKIOの本拠地ライザ近郊の訓練施設に砲弾が着弾した。軍事政権時代に結んでいた停戦が破られた2011年以降、1日の死傷者数としては最悪。 ②「ミャンマーの地元銀行と提携」。りそなホールディングスの東社長はこのように発言、24日に現地大手のミャンマーアペックス銀行と提携する。ミャンマーでは、すでに日本のメガバンク3行が営業免許を受けているが、りそな銀行は中堅中小企業のミャンマー進出を支援する。

2014年11月20日木曜日

(2382)ライオンの株 売っちゃった ワッハッハ

  昨日、証券会社に電話したところ、手持ちのライオンの株が無事売れたという。株数は微々たるものなので、こんなところに書くこともないが、実は過去数年間でほぼ最高値で売れたので、嬉しくてあえて報告する。我ながらまさに神業だ、ワッハッハ。2週間ほど前からライオン株価の上昇が見られたので、連日パソコンとにらめっこ。650円まで上昇したので、当初663円で指値した。ところが例の「マイナス1.6%問題」で急落、唖然としたが、勇を鼓して661円で再指値、なんと翌日(19日)に成立したのだ。しかもその後は下がりだしている。最近数年間のライオンの最高株価は、09年:556円、10年:488円、11年:475円、12年:483円、13年・640円、14年(現在まで)663円。しかし年末にかけてさらに高騰するとの説もあり、その時は「がっくり」かも(現時点655円)。

2014年11月19日水曜日

(2381)パナソニック ミャンマー市場開拓、大型ショールーム開設

  11月19日の日経電子版より。パナソニックは、ミャンマー事業を拡大する。2015年3月に日本の電機大手で初めての大型ショールームを開設。ショールームはヤンゴンとマンダレーの2か所で、面積はヤンゴンが360㎡、マンダレーが300㎡。代理店向けの研修や、顧客が製品に実際に触れられる体験イベントも開催していき、保守サービス拠点も併設する。一方注力する法人向けでは太陽電池や蓄電池、監視カメラ、タブレット端末などを展示する。単品販売にとどまらず、現地で建設が相次ぐホテルや商業施設、マンション向けなどに、システムとして積極的に提案していく。またエアコン、冷蔵庫、テレビなどの家電製品も拡販する。スーパーや電気専門店など販路ごとにきめ細かく営業し、中韓メーカーに対抗する。なお現在10人いる事務所人員を増やす。

2014年11月18日火曜日

(2380)ミャンマーで中国企業の黄金時代終わる

  11月16日のRecord China(中国関連ニュース通信社)からの情報。11月14日のフランス・ラジオ(RFI)は、ミャンマーに対する欧米諸国の経済制裁がほぼ解除されたことによって、中国企業の黄金時代は、今まさに終ろうとしている報じた。中国の李首相は12日~14日までネピドーを訪れ、東アジアサミットに出席した。李首相はミャンマーで唯一の中国紙「金鳳凰」の11日版に署名文書を掲載し、「ミャンマーの全方位外交を好ましく思うが、中国側の利益を損なわないこと」と表明。ミャンマーにおける中国の主要ライバルは日本と韓国、特に日本は様々なプロジェクトに参加しており、サミット期間中、日本の親善広告がテレビ放送され、最後に安倍首相が画面に登場している。ミャンマーの空港を行き来する日本人が増加し、ミャンマー警察の車両の多くは日本製だ。

2014年11月17日月曜日

(2379)三菱商事などミャンマー空港を運営 30年契約

  11月17日の日経電子版より。 三菱商事は日本航空が出資するJALUXと共同で、ミャンマー航空局とマンダレー国際空港の運営権(30年間)を譲り受けた。総投資額は100億円程度。11年春の民主化後、日系企業がミャンマーで公共インフラ事業の民営化を手掛けるのは初めて。両社とミャンマーの不動産開発大手企業が合弁で設立した事業会社が、ターミナルビルや滑走路など空港関連施設の運営や補修を担う。3社のノウハウを組み合わせてマンダレー国際空港の運営を高めていく。この国際空港はマンダレー市の南約40㎞に位置し、13年の年間乗降客は約75万人。14年は90万人を見込む。なお今年10月には、ヤンゴン近郊で計画するハンタワディ国際空港の新設案件について、日揮やチャンギ空港グループの企業連合が優先交渉権を得ている。

2014年11月16日日曜日

(2378)日本アセアンセンター、ミャンマーの食品展を東京で開催

  11月12日のミャンマーニュースより。アセアンセンターは日本とミャンマー間の貿易促進事業の一環として、アセアンショーケース・ミャンマー展(食品)を開催することを発表、11月17日から20日の4日間をかけて実施される。この食品展には、ミャンマー商務省と日本の貿易専門家が選定したミャンマーの食品企業9社の代表または実務担当が来日。ドライマンゴ、マンゴピューレ、ウコン、ワイン、伝統的スイーツ、ゴマなどを扱っている企業が参加予定。18日と19日には商談会も実施される予定、展示会の見学などは無料で通訳サービスを利用できる。また期間中、「ミャンマーの食品事情と輸入の可能性について」という演題で講演会も実施される予定。場所は港区新橋にある日本アセアンセンター内のアセアンホール、参加にあたって事前申し込みは不要。

2014年11月15日土曜日

(2377)オバマ氏スーチー氏と会談、大統領要件 改憲促す

  オバマ大統領は14日、ヤンゴンでスーチー氏と記者会見し、テインセイン政権にさらなる民主化を求めた。「子どもの国籍で大統領候補になれないという憲法条項は理解できない」、「憲法改正のプロセスは排除ではなく包括的でなければならない」、「来年の選挙は遅れることなく自由で公正に」、「ロヒンギャへの差別が民主主義を不安定にする」など。他に「民主化が進んでいない国には建設的な批判が必要」とも発言した。米国は民主化を促す一方で、今年度は174億円の援助を供与。しかし米国内では「改革が進まない状況で支援を続けるべきではない」との意見も。こうした声も考慮してか、与党の大物政治家を制裁対象に加えた。これに対しミャンマーの与党党首は、「米ミャンマー友好関係の妨げになる」と発言、オバマ政権は「圧力」を多用できないのが現状だ。

2014年11月14日金曜日

(2376)ミャンマー・タイ国境 政府と武装勢力の共存

  11月13日の朝日電子版(特派員リポート)より。「ARMY」と書かれた服の若者から「千チャット(約100円)!」と言われた。カレン州のタイ国境へと続く道が難関のドーナ山脈に差し掛かったところだ。運転手は「DKBA(民主カレン慈善軍)だよ」と苦笑する。DKBAは2011年に政府と停戦を結んだカレンの武装勢力、生計を立てるためゲートをつくって、勝手に金を取っている。DKBAのほかKNU(カレン民族同盟)も同じ時期に政府軍と停戦、ヤンゴン・メソト間の旅行が可能となった。しかし最近小規模な戦闘が再燃した。かつて国境地帯を支配した武装勢力は、密貿易や通行料聴取などで資金を得ていたが弱体化、一方政府側も和平を進展させるために、武装勢力側に多少の商業活動の余地を与えている。互いに武装しているが、両者は「安定」を保っている。

2014年11月13日木曜日

(2375)ミャンマー発、アジア分業 初の工業団地拡張へ

  11月13日の日経電子版より。ミャンマーで製造業進出の最初の受け皿となるティラワ工業団地の着工から1年、すでに25社が進出を表明。12日には日本・ミャンマー両国が、同工業団地の隣接地250㌶の拡張に合意した。11月9日、最初の進出企業、江洋ラヂエーター(名古屋)の起工式が行われた。江洋は人件費の安いミャンマーを選び、熱交換器を5年後に90万台生産するという。一方、日本のジャパンパイルは、ベトナム企業との合弁で同団地に乗り込む。なお、課題としては原料調達問題がある。エースコック(吹田市)は「小麦粉や包材」の調達に悩む。ミャンマー政府は30年までに発電量を8倍に増やすなどインフラ整備に力を注ぐ。5千万人の人口を有し、人件費は東南アジア最低というミャンマーが、アジア製造業の移管先として飛躍する時が近い。

2014年11月12日水曜日

(2374)日本の技ミャンマー外交に一役

  11月12日の朝日新聞より。副題は「東京芸大が壁画複製 ASEAN首脳会議お土産に」。ミャンマーの文化財である壁画の複製品を、東京芸術大学が作成した。壁画の質感まで本物そっくりに再現できる芸大の複製技術の高さがミャンマー政府に評価されて依頼を受けた。12日からミャンマーで開かれ、安倍首相も出席するアセアン関連の首脳会議で、同政府から記念品として各国首脳に送られるという。芸大が複製を手がけたのは、バガンの仏塔内にある、踊る人々の様子などが描かれた12世紀ごろの3場面の壁画(25個)。今年6月末、国立博物館を建設中のネピドーを芸大関係者が訪問、展示室内の壁画をつくる協力要請を受け、10月に再度訪問したときに首脳会議の記念品作成を依頼された。芸大生や卒業生ら約10人で、約2週間かけて作成したという。

2014年11月11日火曜日

(2373) 誕生日会 盛大に開催 ワッハッハ ③

  昨日に続く。傑作だったのはエレキテル連合の「駄目よぉ~ダメダメ」を司会者が披露、そのあと50人全員で合唱(?)したこと。店の前を通る人たちはビックリしたに違いない。ところで、今日11月11日が正真正銘の誕生日。フェースブックには引き続きたくさんの写真とコメントが掲載されている。嬉しい限りだ。今後とも多数の写真を投稿していただければ、その都度私の小躍りが続きそう。運動不足の私には貴重な小躍りだ。なお、今回の誕生日会に参集されたミャンマー人の多くは、30代・40代か。中にはお子さん連れも目についた。そういう方々は日本での定住、永住を考えておられると思う。皆さんは「いい方」、「素晴らしい方」ばかりだ。どうか今後とも平和で楽しく、そして幸せに暮らしてくださいね。そして何か嬉しいこと、困ったことがあったらご連絡ください。

2014年11月10日月曜日

(2372)誕生日会 盛大に開催 ワッハッハ ②

  昨日の続き。今朝のフェースブックにはいち早く誕生日会の写真が掲載されていた。バースデーケーキに飾られた6本のろうそくの火を消すのに、5回ぐらい「ぷーっ」と息を吹きかけてやっと消えた。もしかしたら「長生き(長息)します」というサインかも。私の用意したゲームに、お菓子類の「値段当てクイズ」がある。私は宴会があるたびに、この「値段当て」を実施して来たので40年近い実績がある。昨日はみんながお互いの再会を喜び、ワイワイガヤガヤ状態で、こんなクイズに乗っかってくれるか心配だったが、開始早々、全員の関心がこのクイズに集まりホッとする。もう一つのクイズが「じゃんけん大会」で賞品は1等7千万円の宝くじ10枚、司会のOさんは「あいこのしょ」が続いたため、パーとチョキだけという前代未聞の珍ルールを編み出し、進行を早めていた(続く)。

2014年11月9日日曜日

(2371)誕生日会 盛大に開催 ワッハッハ

  きょう11月9日に、私の86歳の誕生日を祝う会を池袋の居酒屋で開催。この店は、難民であったミャンマー人ご夫妻が切りもりしており、いす席24の明るくこじんまりしたお店だ。サンシャインのそばにあり、人通りも多い。私はMさんの車に乗せていただき、家を4時に出発、5時10分ごろ到着した。参加者は、2005年から07年頃に牛久で面会した在日ミャンマー人が多く、実に懐かしかった。私はしばしば目がウルウルした。その他にBRSAのメンバーも大勢おり、参加者合計50人余か。このため会場は超満員、「立錐の余地もない」という言葉の説明を加えながら、当時の写真を飾り、彼らから届いた自筆の絵葉書を回覧した。私は杖をついての参加だったので、みんなで歌ったアポージオーオーの歌詞にぴったりの姿だった。来年も再来年も続けて出席したい。

2014年11月8日土曜日

(2370)学生、難民に寄り添う 入管訪問・学習・・・広がる支援

  11月7日の朝日新聞夕刊より。副題は「助ける対象から友人に」、「震災でボランティア身近に」。各地の大学で難民を支援する活動が広がっている。入管施設の外国人収容者を訪ねたり、かつては助ける対象だった難民は、共に行動する友人へと変わりつつある。例えば、立教大、法政大、お茶の水女子大などの約20人が参加する「J-FUNユース」は、昨春からミャンマー難民2世の子供を対象に学習支援教室を開いている。筑波大では牛久入管に収容されている難民申請者への面会活動や日本語学習の支援を、早稲田大学では、定住難民とのフットサル大会の開催を、明治大学では、年に数千着の古着をユニクロを通じてシリア難民に届け、また各地の大学では難民支援協会のレシピ本を参考に学食で難民の祖国料理を提供するなど、輪を広げている。

2014年11月7日金曜日

(2369)スーチー氏「改革失速」

  11月7日の朝日より。副題は「ミャンマー改憲、政権に交渉訴え」。NLD党首のスーチー氏は5日の記者会見で、テインセイン大統領の改革が昨年以降「失速した」と批判した。スーチー氏の大統領選出馬を可能にする憲法改正が難しくなるなか、政権側に直接交渉に応じるよう訴えた。また政権による民主化に向けた改革について「前進しているとは思わない。後退しているとも思わないが、ここのところ失速している」と強調。ミャンマーでは来週、東アジアサミットが開かれ、オバマ大統領が出席する。スーチー氏は「米政府はミャンマー政府の改革を楽観し過ぎてきた」。現行の小選挙区制では、NLDが大勝する可能性が高いため、政権側は小選挙区と比例代表を組み合わせた制度改正を急ぐ。スーチー氏は、大統領、国会議長、国軍司令官との4者会談を要求。

2014年11月6日木曜日

(2368)ミャンマー国軍が記者殺害 拷問の疑いも浮上

  10月6日の時事通信より。ミャンマーで国軍がフリーのジャーナリストを拘束して殺害する事件があった。国軍が拷問を加えて死なせた疑いも浮上しており、波紋が広がっている。このジャーナリストはパー・ジ―(別名アウンチョーナイン)氏。モン州で国軍と少数民族カレン武装勢力の戦闘を取材していたが、9月30日に国軍に身柄を拘束され、10月4日に死亡した。国軍側は、同氏は武装勢力側のメンバーで、脱走を図り兵士の銃を奪おうとしたために射殺したと主張している(以上概要)。記者殺害と言えば、2007年9月27日のカメラマン長井健司氏(50)への射殺事件を思い出す。いまだに真相が明らかではなく、手に持っていたビデオカメラも出てこない。当時の国軍の発表は誠に頼りないものであったが、今回の事件も暗闇に放り込まれて終わりという感じだ。

2014年11月5日水曜日

(2367)ミャンマー関連の話題二つ

  11月5日の朝日より。①スーチー氏初の訪中へ。NLD党首のスーチー氏が12月に中国を訪問する。2010年の自宅軟禁解除後、米欧や日韓など海外訪問を重ねてきたが、訪中は初めて。軍事政権からの民政移管後に「中国離れ」が進むミャンマーへの影響力確保のため、人気の高いスーチー氏と良好な関係を築く狙い。中国外務省は「我々は両国関係の発展のため、ミャンマーの各政党などと接触している」と述べた。 ②ミャンマーと国交60年記念銀貨を発売。財務省は日本とミャンマーが国交を樹立して今年で60周年になるのに合わせて、ミャンマー硬貨の5000チャット(約550円)銀貨を発売する。表面には「バガン遺跡」、裏面には両国を代表する花「バダウ」と「桜」をカラーで描く。発売価格は6171円、枚数は1万枚。問い合わせは050・5548・8686ヘ。

2014年11月4日火曜日

(2366)フォスター電機が来年末からティラワで量産スタート

  10月30日のミャンマーニュースより。我が国の音響機器メーカーとして有名なフォスター電機(東京都昭島市)が、日本が官民挙げて開発している「ティラワ経済特区」に新たな拠点を設けることを発表した。同社の子会社である「フォスターエレクトリック」(シンガポール)の100%出資子会社として、ティラワ経済特区に「フォスターエレクトリック(ティラワ)を設立する。この新工場は、2015年12月の開業を目指して車載用スピーカーなどを量産する予定。フォスター電機はスピーカーや音響機器・電子機器の製造・販売を手掛ける「音のスペシャリスト」。時代の流れとともに市場のニーズに的確に対応し、音響パートナーとして60年以上の実績を持つ。また、シンガポールやベトナム、香港などのアジア地区だけでなく、米国や欧州でも事業を展開、実績を上げている。

2014年11月3日月曜日

(2365)ミャンマー新聞(~10月27日)

  ◆2016年は「ヴィジット・ミャンマー・イヤー」、観光需要取り込みへ、◆マツダ「3」、新車販売開始、◆韓国・ピザチェーン、ミャンマー初出店、◆マンダレー市開発委員会、ミャイナンダ-低価格住宅発売、◆ダウェイに民間病院開設へ、◆ヤンゴン市電力供給庁、法人化へ、◆タイ企業、太陽光発電所新設、マグウエイ管区ミンブー区、◆東京都水道局、ミャンマーで無収水対策事業着手、◆日・ミャンマー共同イニシアティブ、第5回会合開催、◆日本政府、ダウェイ経済特区の調査プロジェクト始動、◆ヤンゴン駅改修工事、9社が最終選考へ、◆スポーツカーレース場、ヤンゴンに開設へ、◆ヤンゴンに新信号システム試験導入、JICAが支援、◆貧困削減日本基金、ミャンマー農村部に2200万ドル援助、◆世界銀行、ミャンマー母子保健事業に1億ドル融資。

2014年11月2日日曜日

(2364)難民申請乱用記事に関する抗議書

  10月31日の全難連資料より。本件に関しては10月26日の本ブログ(2357)で紹介したが、早速、全国難民弁護団連絡会議(全難連)からの朝日・読売両社への抗議・訂正要求書を見た。内容は両者ほぼ同じ。①迫害を受ける国から逃れるための手段として、入手しやすい在留資格を取得して来日することは不合理ではなく、難民認定や人道配慮を認められた実例も少なくない。②ネパール出身の難民申請者は押しなべて制度の乱用者であるかのような印象を読者に与えている。しかし日本(0%)を除いた条約諸国のネパール出身者の難民認定率は約7%。むしろ日本の難民認定制度・基準自体に問題がある。③記事では虚偽申請増加による弊害を述べているが、従前からの状況を踏まえないまま「乱用」を強調することは、公正・正確な記事とは言えない。

2014年11月1日土曜日

(2363)オバマ氏改革に注文 ミャンマー首脳と電話会談

  11月1日の朝日新聞より。オバマ米大統領は、30日、ミャンマーのテインセイン大統領と電話会談し、ミャンマーの来年の総選挙が「包括的で信頼性のある形でなされる必要がある」と伝えた。ミャンマーに対しては、改革停滞への懸念が高まっており、オバマ氏が注文を付けた形だ。オバマ氏は11月ネピドーで開かれる東アジアサミット出席のため、同国を2年ぶりに訪問する。西部ラカイン州で続く民族対立や、スーチー氏の大統領就任を阻む現憲法改正問題、少数民族武装勢力との和平交渉問題などについて、政権側が後ろ向きという批判が出ている。こうした中、テインセイン大統領は、国軍司令官・上下両院議長・スーチ氏ら主要政党党首らが出席する会議を開催した。東アジアサミットを前に改革のための政治対話が続いていると印象付ける狙いがある。