2014年11月13日木曜日

(2375)ミャンマー発、アジア分業 初の工業団地拡張へ

  11月13日の日経電子版より。ミャンマーで製造業進出の最初の受け皿となるティラワ工業団地の着工から1年、すでに25社が進出を表明。12日には日本・ミャンマー両国が、同工業団地の隣接地250㌶の拡張に合意した。11月9日、最初の進出企業、江洋ラヂエーター(名古屋)の起工式が行われた。江洋は人件費の安いミャンマーを選び、熱交換器を5年後に90万台生産するという。一方、日本のジャパンパイルは、ベトナム企業との合弁で同団地に乗り込む。なお、課題としては原料調達問題がある。エースコック(吹田市)は「小麦粉や包材」の調達に悩む。ミャンマー政府は30年までに発電量を8倍に増やすなどインフラ整備に力を注ぐ。5千万人の人口を有し、人件費は東南アジア最低というミャンマーが、アジア製造業の移管先として飛躍する時が近い。

2 件のコメント:

  1. 最初の進出企業の起工式が行われましたか。徐々ながらも順調に前進できますように。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    全体で2100ヘクタールある土地のうち、約200ヘクタールの土地が整備され、これからは第2期の250ヘクタールの拡張工事が始まります。全部整備するのはだいぶ先と思われます。完成したら壮観でしょうね。

    返信削除