2014年11月22日土曜日

(2384)教育法に反対する学生のデモ決行

  11月22日のミャンマーニュースより。ミャンマー政府が提示した教育法の改正案に対抗する集会が決行された。ミャンマー学生連盟は、9月に発表された政府案は学問の自由を制限するものであり、学生と教師の意見が反映されていないと主張する。デモは全国から集まった数百人の学生たちが、抵抗の象徴である孔雀の旗を掲げ、こぶしを振り上げながらヤンゴンの街を行進した。かつてミャンマーは軍事政権時代に政府への抵抗勢力として大学での学習が制限されていた。今回問題となっている改正案は、9月30日に発表された。内容は学生組合設立を禁止し、民族の言語による指導を排除したもの。ミャンマー学生連盟は、政府に対し改正案の調整に60日間の猶予を与えた。翌日教育省は学生組合の設立などを条例に含めると発表し、今日に至る。

2 件のコメント:

  1. 学生組合の設立等を条例に含めさせたのは評価でき、取り敢えずよかったのでは…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    最近各国のデモが多いですね。アメリカの黒人射殺事件デモ、香港の中央政府批判デモなど。ミャンマーの場合、平和裏に終わることを望みます。

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