2014年11月15日土曜日

(2377)オバマ氏スーチー氏と会談、大統領要件 改憲促す

  オバマ大統領は14日、ヤンゴンでスーチー氏と記者会見し、テインセイン政権にさらなる民主化を求めた。「子どもの国籍で大統領候補になれないという憲法条項は理解できない」、「憲法改正のプロセスは排除ではなく包括的でなければならない」、「来年の選挙は遅れることなく自由で公正に」、「ロヒンギャへの差別が民主主義を不安定にする」など。他に「民主化が進んでいない国には建設的な批判が必要」とも発言した。米国は民主化を促す一方で、今年度は174億円の援助を供与。しかし米国内では「改革が進まない状況で支援を続けるべきではない」との意見も。こうした声も考慮してか、与党の大物政治家を制裁対象に加えた。これに対しミャンマーの与党党首は、「米ミャンマー友好関係の妨げになる」と発言、オバマ政権は「圧力」を多用できないのが現状だ。

2 件のコメント:

  1. 会談実現はよかったですな。
    でもオバマ大統領の政治力が落ちているのは、誠に残念。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    オバマ大統領の政治力がぐんぐん落ちていますね。やはり共和党の方がいいかも。

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