2014年11月28日金曜日

(2390)改憲へスーチー氏と連携 民主化指導者ミンコーナイン氏

  11月28日の朝日より。ミャンマーでスーチー氏と同様に著名な民主化運動指導者のミンコーナイン氏(52)の近況。同氏は軍事政権による2011年の民政移管後、「報道や市民団体設立などの自由は得られたが、軍政は権力を手放そうとしていない」と批判、軍に事実上の改憲拒否権を与え、政治関与を認める現憲法の改正が必要だと強調した。ミンコーナイン氏は今年、スーチー氏と共同で、改憲規定の改正を求める500万人分の署名を集めた。「総選挙は憲法をどう変えるかを、軍ではなく有権者の票が決められる形になってこそ受け入れられる」、「国民の目に見える形でのリーダー間の対話で改憲の道筋をつけるべきである」と。同氏は89年に軍事政権に逮捕され、投獄は3回、12年まで計20年に及んだ。28日に来日し、大阪大や上智大で講演する。

2 件のコメント:

  1. ミンコーナイン氏は経歴もあり、何しろ若いのが有り難い。これからの活躍が期待されますな。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    8888事件の頃、ミンコーナイン氏とスーチー氏は、それぞれ別個に活動したようです。当時共闘していればミャンマーはもっと早く変わったかもという人もいます。また、2012年に釈放されて以来、彼の名前はあまり出てきませんでした。今後の共闘が期待されます。

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