(2011年2月28日)
昨年9月に来日した第三国定住27人のビルマ人は、当初日本で農業をやりたいと言っていた。そこで、私は難民事業本部の担当者に情報開示の問題のついでに就職先を聞いた。その際、農業は年間を通しての売り上げにばらつきがあり、収入のない時期も長いので無理と否定していた。しかし一昨日のブログでは、日本での就職先は八街市と鈴鹿市の「農業法人」と書いた。しかし「農業法人」の意味が不明なのでインターネットで調べてみた。その結果、簡単に言うと企業的な経営を行っている組織化された農家とあった。「農業法人」への就職は、農業を始める入り口として、独立するまでの技術習得の場といえる。給与を貰いながら技術も身につけられるので、生活を安定させた後、何年かして独立したいという若者に、うってつけの「就農スタイル」との説明が。彼らの当初の夢が叶ったのだ。みんな頑張って!