2011年2月1日火曜日

(994)きょう副大統領選出

(2011年2月1日)
  今朝の朝日によれば、昨日(1月31日)新議会が召集され、上下両院の議長選出が行われた。下院議長に軍政№3のトゥラシュエマン前国軍統合参謀長(63)が、上院議長にキンアウンミン文化相が就任した。2月1日には副大統領候補が上院、下院、軍人枠から各一人、計三人選ばれ、その中の一人が大統領に就任、残った2人が自動的に副大統領になる。いまのところ、大統領にはタンシュエ議長か、テインセイン首相のどちらかが有力だ。軍事政権は、今回の議会召集を「民政移管」と位置づけるが、もし軍政トップのタンシュエ議長が大統領に横滑りすれば、内外の強い批判を呼ぶのは必死だ。しかし、影響力を失えば「しっぺ返し」を受ける恐れもある。最大の権力を持ち続けるのが安全と考えるようになったとの説もある(以上概要)。この一ヶ月はビルマの歴史上大変革の時だ。我々は注意して見つめよう。

2 件のコメント:

  1. よくも悪くも、正に大変革ですな。
    ビルマ国民の幸福が、増して行きますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    「ビルマ国民の幸福」とは難しい問題ですね。当面は、誰もが平和に暮らせて、収入が増えることでしょうが、ビルマ族対非ビルマ族の格差の問題があり、かなり難しい問題かと思います。今後インフラ整備などでビルマ族の収入は増えるでしょうが、国民全体の幸福とは違いますね。(N)

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