2011年2月3日木曜日

(996)水曜日 心配だった彼女ら・・・

(2011年2月3日)
  昨日は水曜日、私の心が躍る日だ。いつもより30分早く家を出て、品川駅構内の喫茶店でビルマ人女性Aさんと落ち合い、仮放免延長の書類にサインしてあげた。この仮放免というのは、入管に収容された外国人が、社会に復帰するために必要な手続きであり、収容後だいたい4か月後に30万円の保証金を納入すれば許可され、その後3ヶ月ごとに入管に出頭して、仮放免の延長を申請する制度である。先週入管を訪問したとき一人(Bさん)が200前後の高血圧で面会できず、面会した6人のうちニ人(Cさん、Dさん)は難民申請不許可の決定を受けた直後のためか大粒の涙が流れていた。気にかかっていたこの3人も、昨日は笑顔がこぼれておりひとまず安心。ただEさんは、風邪でせきが出るため、一人部屋に移動されていたという。流感でなく単純な風邪なので近日元の大部屋に戻るらしい。こちらも一安心。

2 件のコメント:

  1. 「笑顔」とは嬉しいですな。
    色々苦労が多いけど、ちゃんと報われるので楽しい…。
    K.Abe

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  2. k.a.さん
    女性の涙は見てて辛いですが、笑顔は最高にうれしい。両方の顔に接することができる今のボランティア活動は最高です。(N)

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