2011年2月28日月曜日

(1021)就農決まった第三国定住者27人

(2011年2月28日)
  昨年9月に来日した第三国定住27人のビルマ人は、当初日本で農業をやりたいと言っていた。そこで、私は難民事業本部の担当者に情報開示の問題のついでに就職先を聞いた。その際、農業は年間を通しての売り上げにばらつきがあり、収入のない時期も長いので無理と否定していた。しかし一昨日のブログでは、日本での就職先は八街市と鈴鹿市の「農業法人」と書いた。しかし「農業法人」の意味が不明なのでインターネットで調べてみた。その結果、簡単に言うと企業的な経営を行っている組織化された農家とあった。「農業法人」への就職は、農業を始める入り口として、独立するまでの技術習得の場といえる。給与を貰いながら技術も身につけられるので、生活を安定させた後、何年かして独立したいという若者に、うってつけの「就農スタイル」との説明が。彼らの当初の夢が叶ったのだ。みんな頑張って!

2 件のコメント:

  1. 「農業法人」への就職とは、願ってもない幸運でしたな。
    今後の健闘を祈る!

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  2. k.a.さん
    来日直後は、農業による生活は無理とのムードが流れていて、一般企業への就職が確実視されていましたが、たまたま「農業法人」なる組織が活発となり、彼らの希望でもあったので、全員が「農業法人」へ就職が決まったようです。千葉県八街市では、どうやら「旦千花(たちばな)」のようで、農業の基礎が学べて宿舎は無料、その上給料が出るようです。日本の農業人口が減る中、今回の措置は一石三鳥・四鳥と思います。(N)

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