2011年2月2日水曜日

(995)テインセイン首相が大統領か

(2011年2月2日)
  きょうの新聞は、「軍政トップ大統領就かず、国際批判考慮か」との見出しで、軍政トップのタンシュエ議長が副大統領候補に含まれていないとし、大統領に就任する可能性がなくなったと報じた。このため、2月中旬といわれる大統領選挙では、軍政序列第4位のテインセイン首相が最有力候補との見方が強まった。ヤンゴンの外交筋はタンシュエ議長が横滑りしないのは「見せかけの民主化という批判をかわすため」と見ている。同議長は現在国軍司令官と国防相を兼務しており、新体制でどうなるか注目されている。一説には「USDP」の名誉総裁との見方もあるが、次第に第一線から退くとの観測も出ている(以上概要)。知り合いのビルマ人にタンシュエとテインセインについて聞いてみたが、顔をしかめて「どちらも同じ」という返事。それよりもエジプトの例を挙げて、いずれ民衆の力でいなくなるだろうと呟いていた。

2 件のコメント:

  1. 軍政トップが、大統領候補でなくなったことは、取り敢えず、よかったですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    独裁政権を続けるとエジプトの二の舞になることをタンシュエ議長は察したのかも。しかしいずれにしてもしっかりした警護が必要では?(N)

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