2011年2月16日水曜日

(1009)名もなき英雄たちよ ビルマからの手紙②

(2011年2月16日)
  毎日新聞2月6日号に掲載された「ビルマからの手紙」(スーチーさん執筆)の№2をSTさんから送って貰った。副題は「良心の番人」今も囚われの2200人。内容は以下の通り。子どもたちの多くはピノキオを知っている。その中に登場する良心の象徴であるジミニーに興味を引かれた。表現や思想の自由という普遍的な権利を守るためにわが身を犠牲にした人たちを「良心の囚人」という。ビルマでは2200人以上の政治囚が投獄されたままだ。そのうち有名人は20人ぐらいで、その他の2000人余は黙々と民主化運動を支えてきたにもかかわらず、賞賛を受けたことのない英雄たちだ。バザーの際、収監中の同志たちが作った芸術品も販売した。塀の外で彼らよりよい生活をしている私たちに最後まで頑張れといってるようだ。ジミニーは明るい。「良心の番人」も自身の不遇にも係らず周囲に安らぎを与えている。

2 件のコメント:

  1. abe33333@eos.ocn.ne.jp2011年2月19日 9:23

    こういう人達の行動は、心ある人々を感動させ、またいつまでも、記憶に残ることでしょう。合掌!
    K.A.

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  2. abeさん
    ピノキオのジミニーと刑務所に収容されている「良心の囚人」を絡めた手紙はさすがですね。また手紙の中の「名もなき英雄たちよ」というフレーズに着目してます。(N)

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