(2011年2月11日)
朝日新聞に「記者有論」というコーナーがあるのを初めて知った。きょうその欄にアジア総局バンコク支局の古田大輔記者が登場し、標記のような見出しでビルマ政局を書いていた。その主旨は次の通り。記者の見立てでは大統領にトゥラシュエマン(軍政序列№3⇒下院議長に就任)がなるものと思っていたが、結果はテインセイン(軍政序列№4)だった。ビルマ国内では事前予想の報道は一切なかった。問題はタンシュエ氏の去就だが、①USDP名誉総裁として院政、②国軍司令官にとどまる、③完全引退などの情報はあるが分からない。新大統領が選ばれた翌朝の国営紙の1面トップにはタンシュエ氏の写真つき演説記事が掲載されており「王様」のようにも思えるが。新大臣予定者30人のうち26人が軍人出身者であり、民政とは言い難い。スーチー氏は経済制裁の続行を支持しており、再拘束の危険は高い。
政治家は退き際が肝心!
返信削除タンシュエ氏が完全引退すれば、一定の国民の評価が得られるのではないかしら?
K.A.
私は愚か者だから、「王様」の着ているものが「軍服」にしか見えません!?
返信削除abeさん
返信削除そうですね。タンシュエ氏が完全に引退すれば……ありえませんね。
stさん
返信削除あなたの目は素晴らしい視力ですね。どうかずっとその視力を維持していてくださいね。いい占いができるかも。(N)