2011年2月5日土曜日

(998)ビルマのトップが続々決まる

(2011年2月5日)
  一応ビルマの首脳陣が決まったようだ。2月1日の日経新聞は他の報道とちょっと違った表現で「候補者を三人に絞り込めず結論を持ち越し」とあった。副大統領候補者に上院2名、下院2名がそれぞれ立候補(軍人枠は1名)した時のことだ。結局翌日5名から3名に絞れたが、その間何があったのだろうか? 投票の結果、与党からの候補者が当選したが、野党からも副大統領候補が出たことに私は意外な感じがする。票数を知りたいところだ。きょうの朝日は、「軍の権力構造を分散、強い後任回避策か」とあった。いままで軍、立法、行政すべての権力をタンシュエ議長一人が握っていたのを三権分立による「民主化」の体裁を整えると同時に、自らの身の安全も考えたとあった。なお、軍司令官の地位には、タンシュエ議長留任という噂のほかに、50代の中将クラスを宛てるという情報もある。なお流動的、注目したい。

2 件のコメント:

  1. 世論を考慮する(或いは考慮せざるを得ない)という態度は、一応よろしいのでは…?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    今回の選挙結果が明らかになりつつあるが、いまひとつすっきりしないのが、タンシュエ議長の去就、元のまま軍司令官だと、今回の選挙は何だったのか、世界から批判されるであろう。(N)

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