2011年2月27日日曜日

(1020)難民認定者数(平成22年)発表

(2011年2月27日)
  法務省の発表によれば、昨年の難民申請者は1202人で前年比186人減。国別では51カ国あり、ミャンマー342人、スリランカ171人、トルコ126人、ネパール、インドと続く。申請時の在留態様は正規在留者は668人(56%)で不正規在留者は534人(44%)、不認定処分に対し異議申立てをした人は859人(前年比297人減)で、このうちミャンマー人は375人。難民認定の処理は1455人(前年比393人減)、難民認定者は26人(1.8%)、異議申立て者451人のうち認定された者は13人、結局難民認定者は合計39人(ミャンマー37人)。難民とは認められなかったが、人道的な配慮として在留を認めた人は363人(難民認定処理者の25%)で、実質的な庇護者は39人を加えた402人(12カ国ありミャンマー356人)。なお仮滞在許可者は65人。以上であるが、このほかに第三国定住者が27人いる。

2 件のコメント:

  1. 難民認定問題について、法務省の処理は速くなり、また、真剣に取り組んでいるようですな。

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  2. k.a.さん
    難民認定に関し多少スピードが増したようですが、その反動として、牛久入管に送られるビルマ人が急増してます。「捕まったら難民申請すればいいや」という甘い考えがあるとすれば、とんでもないことです。(N)

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