2011年2月19日土曜日

(1012)全難連が決めた昨年の10大ニュース

(2011年2月19日)
  全国難民弁護団連絡会議が決めた2010年の10大ニュースは以下の通り。①伊藤和夫代表が逝去(在日ビルマ人難民申請者弁護団代表を兼務、享年81歳)、②第三国定住のパイロット・プロジェクトを開始(3年計画約90人)、③鶴見大学が庇護希望者への歯科治療プロジェクトを始動(毎週1回の治療+緊急ケース)、④「難民研究フォーラム」設立(難民研究の活性化など)、⑤難民保護費の増額(2010年度予算1億円以上増額と問題点の浮上))、⑥庇護希望者の収容問題(3月に西日本で、5月に東日本でハンスト、5月に収容代替措置の国際会議を韓国で開催、7月に収容所等視察委員会発足など)、⑦福岡で連続勝訴(ロヒンギャ、カチン族)、⑧エチオピア難民不認定取消し訴訟で勝訴、⑨20人のロヒンギャ集団訴訟で判決(東京で2人勝訴、18人敗訴) 、⑩無国籍難民への退令を違法とする判決。

2 件のコメント:

  1. abe33333@eos.ocn.ne.jp2011年3月1日 22:46

    なるほど。難民弁護の立場での10大ニュースは、知らなかった話題が多く、大いに参考になりますな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    確かに弁護士独特の見方がありますね。いつか私も10大ニュースを書いてみるかな。(N)

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