2011年1月31日月曜日

(993)高まる声「経済制裁解除を」

(2011年1月31日)
  昨日の朝日に「『制裁解除を』高まる声、ミャンマーあす新議会、スーチー氏は慎重」という見出しできょう開催される初議会が「軍政による見せかけの民政移管」との批判は強いものの、国際社会が軍政に課してきた経済制裁の解除を求める声も内外から広がり始めたと論じていた。しかし民主化勢力にとっては、制裁は軍政との数少ない交渉材料である。スーチーさんは慎重な態度だ。アセアンは今月16日に開催された外相会議で経済制裁の解除を訴えた。NLDから分かれたNDFも制裁解除を求めた。議会に参加する多くの政党も賛意を示している。制裁解除派は経済制裁は国民の生活を苦しめるばかりで効果は薄いと批判している。スーチーさんは、「制裁が人々を苦しめるだけならば再検討する必要がある」としているが態度を明らかにしていない(以上概要)。あとはオバマ大統領の決断だがまだ明確ではない。

2 件のコメント:

  1. どうなるか分からないけど、スーチーさんのリーダーシップに期待したい!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    スーチーさんの活動母体であるNLDが、政治活動ができない状態なので、今後は社会福祉活動に力を入れる由、発言力の低下は明確です。

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