2011年1月4日火曜日

(966)ビルマ投資 中韓急増 悩む日本企業

(2011年1月4日)
  昨日はネットサーフィンで見つけた「チャイナプラス1」なる言葉を紹介したが、今朝の朝日にも同じ言葉が載っていた。軍事政権の独裁が続くビルマに、中国や韓国などからの投資が増大しているが、日本企業は新たな投資に及び腰、しかし既に進出した企業は現地生産を拡大しているという。投資は軍政を助けることになりかねないが、他国に遅れを取れば機会を逃してしまうというジレンマがある。昨年4~8月のビルマへの海外投資は1兆3千億円で88年から09年までの総額をこの5ヶ月間で受け入れた計算になる。天然ガスなど資源関連が目立ち、特に中国、香港、韓国、タイからが多かった。日本は約50社が進出しているが、安定しない電力や突然変わる政策などを嫌い、01年以降新規の投資はない。なお阿部さんから受信した1月1日の日経新聞も、ビルマが経済に軸足を移してる旨を伝えていた。

2 件のコメント:

  1. これから、アウン・サン・スー・チーさんの手腕が期待できないのかな?
    それとも、もう時代遅れになったかしら…?
    K.A.

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  2. K.A.さん
    軍事政権は文民政権に変わり、着々と体制を固めています。スーチーさんの出番は少なくなるでしょう。(N)

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