2011年1月17日月曜日

(979)全国難民弁護団連絡会議の活動

(2011年1月17日)
  ビルマ人難民の多くがお世話になっているのが在日ビルマ難民申請弁護団(事務局長:渡辺彰悟弁護士)であり、1992年の設立以来取り扱った難民申請者は約600名にものぼり、このうち約180人が難民認定、約260名が在留特別許可を得ており、また地裁において35件、高裁でも16件の勝訴判決を得ている(昨年6月末現在)。この他にクルド難民弁護団、アフガニスタン難民弁護団、西日本弁護団、福岡難民弁護団、アフリカ連絡会などがあり、各団体をまとめて1997年に全国難民弁護団連絡会(略称:JLNR、代表事務局長:渡辺彰悟弁護士)が誕生した。昨年の活動としてはそのほかに政治的な活動も行っており、岡田外務大臣あてに「難民申請者の生活保障」について申入れ、千葉法務大臣宛に「難民認定申請者の収容」について他の7団体と一緒に声明を発表。難民申請者にとって心強い味方だ。

2 件のコメント:

  1. JLNRの誕生は、誠に結構!
    段々と力をつけて、政治的発言力ができるといいですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    JLNRの活躍はとてもありがたいです。BRSAにも弁護士相談部ができたので、大いに活用してほしい。(N)

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