2009年6月5日金曜日

(389)衆議院法務委員会(第9号)

2009年6月5日)
  (386)、(388)に引き続き今国会での法務委員会の第9号議事録を読んだ。法務委員会という所は、今回の入管法改正案を中心にやるのかと思ったら、それに関連して、全裸酔っ払い事件、フィリピン家族離別事件、小沢秘書事件、裁判員制度などいろんな話題を審議している。このため「難民申請者の取り扱いがどうなるのか?」と懸命に探してもなかなか見つからない。第9号では、現在住民登録している不法残留者が名乗り出たら、在特を認めてあげたらという質問に、政府は、原則は強制送還、しかし在特等は個々に対応する旨の従来と同じ答弁。日弁連の代表者は、在留カードの常時携帯やカード番号の券面記載の問題など幅広い提案を行っており、その中で難民申請中の仮滞在許可者(申請者の8.6%)が住民票に記載されることは評価するが、特定活動や仮放免許可者も住民票に記載してはと提案。

2 件のコメント:

  1. 成程、こういう問題に弁護士は打って付けなので、日弁連の先生方の活動に期待、声援を送りたいですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    私は、難民申請者の救済を中心に考えていますが、日弁連はさすが幅広く提言しており、その内容に感心すると同時に頭が下がります。(N)

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