2009年6月23日火曜日

(407)来日外国人犯罪の検挙状況

(2009年6月23日)
  ビルマ人は概して温和であり、礼儀正しく、性格がよい。私が関係する「ミンガラ日本語教室」でも「BRSA」でも、彼らの笑顔をみると嬉しくなる。しかしその影に異国で落ちこぼれたビルマ人も少なくないはずだ。いま手元に警察庁が発表した平成20年中の来日外国人犯罪の検挙状況の資料がある。そこには刑法犯と特別法(入管法など)の違反者数と件数が記録されている。全検挙件数は3万1252件、検挙人員は1万3885人で、件数、人員共に前年比13%減である。国籍別の検挙件数でみると、中国(1万2千件)、ブラジル(4千8百件)、韓国(2千7百件)、ベトナム(千8百件)、フィリピン(千7百件)と続く。さてミャンマーはとみると件数は89件(刑法犯は44件、特別法犯は45件)、人員は86人(刑法犯、特別法犯共に43人)とある。事情はいろいろあるだろうが、日本での犯罪はゼロであってほしい。頑張ろう。

2 件のコメント:

  1. 色々の状況を考慮しても、ビルマ人はだんとつに良好ですな。
    今後ともますます向上して欲しい。
    K.A.

    返信削除
  2. k.a.さん
    ビルマ人の多くは難民申請をしており、日本政府はその条件に「就労不可」を告げています。2年から9年の間、働かないでどうやって生きていくのか知りたいところ、ビルマ人の犯罪の根源はこんなことかも。(N)

    返信削除