2014年12月24日水曜日

(2416)ミャンマー和平 早期合意は困難

  12月24日の朝日より。副題は「3か月ぶり協議、不調」。ミャンマー政府と少数民族武装勢力の和平交渉が停滞している。11月にカチン武装勢力(KIO)の訓練施設を政府軍が砲撃、少数民族側に23人の死者が出たのが原因だ。ヤンゴンで22日に再開された交渉には、過去6回の協議に参加していた軍将校らの姿はなく、少数民族側もナイホンサ交渉団長やカチン独立機構(KIO)軍モー副司令官が欠席、互いの不信感が露呈した形で、来月の再協議だけを決めて終わった。今年8月までに協定案の9割超の項目で一致、「年内にも署名できる」(ナイホンサ氏)と期待が高まっていたが、9月に軍代表がそれまでの合意を覆し、ムードが一変した。「全土停戦を進めたいテインセイン大統領と、軍首脳の間には考えに溝がある」(外交筋)との見方が強まっている。

2 件のコメント:

  1. テインセイン大統領は、軍の説得にもっと力を入れなくては…。

    K.A.

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  2. K.A?さん
    ミャンマーは軍事政権下の民主主義を考えているようだ。来年の総選挙で民意がはっきりするだろう。

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