2014年12月26日金曜日

(2418)難民申請急増 遠のく光

  12月25日の朝日新聞夕刊Ⅰ面より。副題に「初の4000人超、審査に時間」、「困窮、公園で野宿」、「病、治療費払えず」、「認定昨年は6人」など。日本への難民認定申請者は、昨年3260人だが、今年は11月末までにすでに4500人に達した。ただ難民認定者は昨年1年間で6人、2008年(57人)以降は減少傾向だ。「人道的配慮」として国が保護した人も昨年は151人のみ。日本が「難民鎖国」と呼ばれるゆえんだ。10年に在留資格を持つ人に限り、申請から半年経てば就労が認められる制度に変わった。この制度を乱用する申請者が急増して、本来保護すべき人の審査が遅れている。ミャンマー政府が国民と認めないロヒンギャ族は日本で約200人暮らすが、約30人は就労や保険加入ができず、居住地からの移動も制限され、不安定な立場が続いている。

2 件のコメント:

  1. ロヒンギア族は気の毒ですな。アセアンでしっかり対応いてほしい…。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    ロヒンギャ族は確かに気の毒な民族です。アセアンの中のイスラム教の國、インドネシア・マレーシアなどが難民保護を引き受けてくれると助かるのですが、今現在はそこまで行ってません。いましばらくは…。

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