2016年8月6日土曜日

〈3009〉スーチーの軌跡 大統領の上③ 軍政実力者の容認獲得

 8月6日の朝日より。昨年12月2日、スーチーはミンアウンフライン最高司令官と初めて会談。スーチーは「私たちは憲法改正を法の枠内で実現する」と話した。ミンアウンフラインは反論しなかった。しかし会談後、ミンアウンフラインは記者団に「よい会談だった」と友好ムードを演出した。スーチーはさらに2日後、スーチーと連携するシュエマンの仲介でタンシュエと孫2人をまじえて極秘会談。自らが長年弾圧したスーチーが国家指導者になることを認めた。タンシュエの孫はフェイスブックに2人のやり取りをこう記録している。スーチー・・・「恨みの念は全くない。軍を含むすべての勢力と協力するためタンシュエ氏と話し合う必要がある」。タンシュエ・・・「国の発展のために努力するなら私も最大限協力したい」。軍政実力者がスーチーを新政権指導者と認めた発言だ。

2 件のコメント:

  1. 「恩讐を越えて」、いい結果が実現。ほんとに良かった。
    K.A.

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  2. k.A.さん
    表面的にはその通りですが、大統領の上に軍があるという憲法は改正すべきであり、今後も争いが続くでしょう。

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