2011年12月1日木曜日

(1297) ビルマと北朝鮮の関係

  昨日の朝日夕刊に「国家の犯罪(北朝鮮2)」、「孤立国家に武器で再接近」という記事があった。内容は、1983年9月、北朝鮮の工作員3人が乗っていた東建愛国号がラングーンに入港、。韓国大統領の全斗煥のビルマ訪問の1ヶ月前で、3人の目的は全の暗殺。10月9日午前、全の到着3分前にアウンサン廟で爆発が起き、韓国政府の閣僚ら21人が死亡。ビルマ政府は北朝鮮工作員3人のうち一人を射殺、2人を逮捕、その1人がソウル市民と称したため、北朝鮮の犯行か、韓国の自作自演か、当時の社会の見方は真っ二つに割れたが、結局北朝鮮側の犯行と判明。ビルマは北朝鮮と断交し大使館員に退去を命じた。それから24年、北朝鮮は国交を回復、核兵器などの販路を求めてビルマに再接近、今年5月には米艦艇が公海上で北朝鮮船舶を監視し、結局船は北朝鮮に戻った。米国は今も懸念。

2 件のコメント:

  1. 全く、北朝鮮は異常な国でしたな。
    昔と比べると、今は少し良くなったのかも…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    確かに異常な国ですね。独裁的権力を親子3代に亘り続けようとするのは、無理があります。ビルマもこの国に近づかない方がいいと思います。(N)

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