2011年12月8日木曜日

(1304)民主化ミャンマーに帰る人が出だした

  12月8日の朝日新聞には、「戻ろう故郷ミャンマーへ」、「亡命政府元外相21年ぶりに帰国」、「不安はある、でも国を変えたい」という見出しが並ぶ。軍事政権下のミャンマーから亡命していた人たちが、相次いで帰国し始めている。「民政移管」で発足した新政府の呼びかけに応じた動きだ。急激な変化に戸惑いながらも、新しい国づくりを担う意欲を燃やしている。米国に拠点を置く亡命政府「ビルマ連邦国民連合政府」の初代外相だったピーター・リンビンさん(70)は9月19日9に21年ぶりに祖国の土を踏んだ。事前に家族にも連絡せず、ヤンゴンの空港に立った後娘に電話。今後モウラミャインで若者を育てる私塾を設けるという。人気喜劇団の「ティーレイティー」の7人も帰国し、ザガナ氏と共に劇団活動を再開する。リンビンさんは「大統領とスーチーさんに任せきりにしないで、全員が力を合わせることが必要」と。

2 件のコメント:

  1. 日本からも帰国者は増えますかね、もう増えているのでしょうか?

    死ぬまで帰れないかも、と思っていただけに、喜ばしいことですが、お別れするのはさびしいですね、、、
    ミャンマーでぜひ活躍して欲しいものです。

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  2. stさん
    この点私も関心がありますが、まだわかりません。有名人が帰国を始めれば、次第に増えるでしょうね。ただ、ビルマ国内で頑張った民主化グループと、海外で頑張った民主化グループとの間で、ゴタゴタが生じないか心配です。帰国は数ヵ月後に考えてもよいのでは。(N)

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