12月24日の毎日新聞の記事によれば、スーチーさんはテインセイン政権が早急に進めている少数民族武装組織との停戦交渉について「恒久和平には相互信頼と理解が必要」と述べ、交渉の先行きに疑問を投げかけた。また、スーチーさんは、「国会議員当選後は少数民族と協力する」と強調したが、依然政府軍との戦闘状態が続く少数民族の側には、多数派ビルマ族のスーチーさんに対しても不信感が残る。少数民族との問題で現在最大の焦点となっているのが北部カチン州を拠点とする「カチン独立軍」と政府軍の停戦交渉だ。テインセイン大統領は今月10日、軍に独立軍への攻撃停止を命じたが、大統領は軍司令官ではないので、国防安全理事会の開催が必要との意見も出ている。カイン州のカレン民族同盟も中央政府の支配下に入ることに強く抵抗中。
2011年12月28日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
少数民族側が、スーチーさんを信頼するよう、早くなって欲しい…。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除その通りですね。しかし少数民族がビルマ族に抱く怨念は歴史的なものであり、なかなか解決しそうも在りません。(N)