2011年12月26日月曜日

(1322)ミャンマーのイスラム

  今朝の朝日の「アジアのイスラム③」という欄に、ミャンマーのイスラムについて、「民主化 地位向上に期待」、「軍政下 モスク新設許されず」の見出しの下、状況が記載されていた。ミャンマーでは仏教徒が8割以上を占めるが、8世紀頃からアラビア半島から流れ着いたり、バングラデシュから移住するイスラム教徒が現れ、北部からは中国系のイスラム教徒も移住した。政府統計ではイスラム教徒は4%とあるが、実際には10%以上と見られている。1886年に英領インドの一部となった際、インドから多くのイスラム教徒が流入。1948年に独立して、ビルマ族主体の国づくりが始まると、イスラム教徒はビルマ族の一部として生きることを選んだ。しかしビルマ族に比べて出世は遅い。今彼らが望んでいるのはアセアン議長国就任だ。イスラム人口の多いインドネシアなど3か国からの地位向上支援を期待してる。

2 件のコメント:

  1. 宗教、民族問題は、頭が痛くなる課題ですな。
    つくづく我が国の有り難さを痛感。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    同感です。世界には今でも多くの宗教対立があり、多くの市民の心が傷ついています。ところで日本人の宗教って何なのかしら。宗教がないから平和なのかしら。(N)

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