2011年12月20日火曜日

(1316)タナカの思い出

  昨日の朝日に「いくらですか」という欄があり、ミャンマーの「木の皮から万能化粧品」と次のように紹介されていた。美白が好まれるミャンマーで、昔から女性たちが手放さないのが「タナカ」という木の皮をすった化粧品。名産地、中部ザガインにあるパゴダの境内で実演販売していた。直径8cm、長さ10㎝の木片を、水でぬらした石板上でゴシゴシこする。肌色になった液体を顔やうなじに薄く、最後はほっぺに色濃くつける。どんな形に塗るかがセンスの見せ所だ。8本セットで約500円(以上概要)。16年前初めてミャンマーに行ったとき興味本位で境内の店で若い女性に塗ってもらったことがある。そのときの印象が強烈だったのか、以後毎年東京の水かけ祭りになると塗ってもらっている。あるとき洗顔しないで帰ったので、山手線の電車の中で乗客からじろじろ見られ、途中の駅で慌てて顔を洗ったことがある。

4 件のコメント:

  1. 万能化粧品とは、魅力的ですな。
    化粧品会社は、興味がないのかな?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ミャンマーに行けば、多くの女性がこの化粧品を?を顔に塗っており、我々が見ても美しいとは全く感じません。泥を塗ってるような感じです。これが伝統文化といえばその通りかもしれませんが、化粧品会社が手を出さないのも当然です。逆に欧米風化粧品の売り込み場でもあるわけですが、そちらも伸びていないようです。(N)

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  3. 日本でも、夏の夜はタナカを塗って寝ると翌朝はお肌がきれいになっていると言いますし、暑い国にとっては特に優れた化粧品なんでしょうね。
    一般的なファンデーションは、やっぱり、薬品ですもの…^^;


    冬は…やはりパリパリしてしまいますかね?

    しかし、小さな子が顔中に真っ白なタナカを分厚くしかも雑に塗りたくられているのを見ると、一瞬病気なのかと思いましたね、最初は(笑)

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  4. stさん
    ビルマの女性俳優は、テレビや映画に出演するとき、この万能化粧品を使ってるのかしら。広告しか見てないが、大体欧米化した化粧品のようだ。やっぱり欧米化した化粧品の方がいいのじゃないかな。(N)

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