2011年12月15日木曜日

(1311)門司にある世界平和パゴダの存続

  12月11日BURMAINFOからの情報。現在、北九州市門司区にある「世界平和パゴダ」が閉鎖の危機にあり、ビルマ人僧侶2人が12月25日までに建物から退去することが求められている。このパゴダと僧院は、1957年、当時のビルマ首相ウーヌのもと、ビルマ仏教会と日本側の寄付により、門司港を望む和布刈公園内に建立され、設立以来ビルマ本国から高僧が派遣され、第2次世界大戦の戦没者の供養と世界平和を祈念する場として、50年以上も日緬民間交流の象徴として続いている。しかし、宗教法人の役員会内部に、施設の閉鎖を主張する強い意見があり、またウーヌ政権の仏教信仰政策に対する評価も一様ではない。だがこの世界平和パゴダは日緬両国のかけがえのない財産であり、それを守るために日緬両政府及び関係者のご尽力を賜りたい。馬島浄圭(僧侶)、守屋友江(阪南大学教授)。

2 件のコメント:

  1. 折角、50年以上も続いている日緬領国の架け橋を、閉鎖するのは残念でかつ勿体ない。
    わが国として、広く浄財を集めて存続すべき…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    このパゴダに関する宗教界の内部抗争のような気がします。そもそも宗教というものは、このような紛争を起こしてはいけない立場と思いますが、世界各地の紛争の多くは宗教界の争いという面もあります。私も存続してほしいと思います。(N)

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