2011年8月19日金曜日

(1193)テインセイン大統領 亡命者に帰国促す

先日来、テインセイン大統領側がスーチー氏に急接近している状況が続いている(1191)が、さらに8月18日の朝日新聞には、「亡命者に帰国促す、ミャンマー大統領恩赦を示唆」の記事が出ていた。この発言はネピドーでの実業家を集めた会合で大統領から出た言葉であり、現地NLDの広報担当は「大統領の発言を歓迎する」とコメントしている。亡命者を巡っては、1990年代に当時のキンニュン第1書記も帰国を呼びかけたことがあるが、キンニュンを更迭した後は、政府側が言及したことはない(以上概要)。この記事は在日ビルマ人民主化グループにも直接関係しており、当面は約2千人の政治囚の釈放、少数民族との停戦・人権問題で恩赦説を跳ね返すであろうが、かつて在日反政府団体のリーダーであった、トゥンエイ、ミャミャウイン、ウインナインらが政府側に寝返りを打った例もあり、注目していきたい。

4 件のコメント:

  1. 大統領恩赦が、何時、どのような内容で実現するのか、しないのか、世界の注目の的ですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    今の状態では、恩赦が出ても帰国する人はほとんどいないでしょう。現政権は軍事政権そのものと皆思っているので。(N)

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  3. ウ~ン どうだか、、、戻っても、拷問はうけなくても、見えない鎖で繋がれる状態が変わるのでなければ、帰っていいといわれても、帰るに帰れないかと、、、

    それに、いきなりヘンテコな法改正をする国ですからねー
    帰った直後に出国禁止令などと
    やりかねません^^;

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  4. stさん
    今までも難民申請したビルマ人が帰国してる例がありますが、何人か帰国する人が出るかもしれませんね。でも大勢には影響ないのでは。テインセイン大統領が「国民栄誉賞」を出せば別ですが、副賞はもちろん化粧筆。(N)

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