2011年8月7日日曜日

(1181)とうとう記事に カレン難民日本になじめず②

  昨日に続く。私も農家に嫁いだ何人かのビルマ人に聞いてみたが、いずれも農業では一家の生活は無理との返事。しかし担当者は、農業法人で研修制度を利用すれば生活可能と考えたのか、難民たちはいつの間にか農業法人で働いていた。ここで見落とせないのが、幼児を含む子供の存在。親子とも日本語研修が不十分で、ストレスが溜まるばかりであろう、学校まで2時間というが、誰がこんな生活環境を選んだのか。就労の面だけに留意して、家族全員の暮らしのことまで頭が回らなかったのでは? 今回難民の彼らは、長時間労働を嫌ったと指摘する人がいるが、そうではなく、幼い子供たちの幸せを願い、世話をする時間がほしいということのようだ。結局作業時間短縮などで、一応解決したが、やがて第2陣がやってくる。特に情報はオープンにし、在日ビルマ人や日本人と交歓できる雰囲気を皆で作りたい。

2 件のコメント:

  1. 学校まで2時間とは、大変ですな。それ以外にも考え及ばなかった諸問題が、色々とあるでしょうな。
    担当者は、ここ一番、知恵を出し合ってこれらの問題を解決してほしい…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    丸投げ、丸投げで下りているから、一番気の毒なのは最末端の「たちばな」。9月からは自治体(八街市)の出番となるが、みんなの意見をよく聞いてほしい。(N)

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