2011年8月13日土曜日

(1187)スーチー氏と政府「協力」 初の共同声明

  こんなのアリか。ビルマ政府の閣僚(アウンチー労働相)とスーチー氏が12日ヤンゴンで会談し、国の平和や安定、民主主義の進展などに向けて「双方が協力していく」との共同声明を出した。ただ、双方の思惑には隔たりが大きく、民主化の進展には懐疑的な見方が強い。スーチー氏が率いるNLDは政府に少数民族との停戦を求め、14日には地方での会合も計画するなど、徐々に政治活動の幅を広げつつある。チョーサン情報相も解党扱いになっているNLDに政党登録を勧めている。政府の対応の変化は、2014年にアセアン議長国就任問題があり、「さらなる民主化が必要とする欧米に向けたアピール」との見方も。スーチー氏側も、政府との接点を見つけることで実を取りたい意向がしかし政治犯の釈放や、少数民族地域での人権弾圧の停止などの課題に踏み込めば、双方はすぐにぶつかるとの指摘も。

2 件のコメント:

  1. 徐々ながら相互に協力の姿勢が出てきた、
    ということは一応、歓迎すべきことでは…?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    政府側の狙いがよくわからない上に、スーチーさんの狙いも分かりません。一応歓迎してもいいと思いますが。(N)

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