2011年8月15日月曜日

(1189)スラジュさん死亡、遺族が提訴

  8月5日の時事通信によれば、2010年3月22日、成田空港で強制送還されそうになったガーナ国籍の男性スラジュさん(45歳)が、入管職員の制圧行為によって死亡した事件で、遺族が国と護送した入管職員9人を相手取り、約1億3600万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状によると、警備官らは、抵抗する男性を飛行機に乗せる際、使用が禁止されてた大型手錠などで手足を固定した上、、結束バンドで両手とズボンのベルトも連結、タオルを猿ぐつわ代わりに口にかませて首を押さえつけ、窒息死させたとされる。男性の死亡をめぐっては、遺族の告訴を受けた千葉県警が昨年12月入国警備官10人を書類送検、その後弁護団が入手した証拠により損害賠償責任を問えると判断したというもの。第1回期日は9月か10月(以上概要)。入管職員による暴行事件であり、真相の解明が大切。

2 件のコメント:

  1. 難しい問題だと思うけど、真相を究明し、再発防止をお願いしたい。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ご指摘の通りですね。刑事、民事の両方の裁判に注目したいと思ってます。(N)

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