先日来、テインセイン大統領側がスーチー氏に急接近している状況が続いている(1191)が、さらに8月18日の朝日新聞には、「亡命者に帰国促す、ミャンマー大統領恩赦を示唆」の記事が出ていた。この発言はネピドーでの実業家を集めた会合で大統領から出た言葉であり、現地NLDの広報担当は「大統領の発言を歓迎する」とコメントしている。亡命者を巡っては、1990年代に当時のキンニュン第1書記も帰国を呼びかけたことがあるが、キンニュンを更迭した後は、政府側が言及したことはない(以上概要)。この記事は在日ビルマ人民主化グループにも直接関係しており、当面は約2千人の政治囚の釈放、少数民族との停戦・人権問題で恩赦説を跳ね返すであろうが、かつて在日反政府団体のリーダーであった、トゥンエイ、ミャミャウイン、ウインナインらが政府側に寝返りを打った例もあり、注目していきたい。
2011年8月19日金曜日
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大統領恩赦が、何時、どのような内容で実現するのか、しないのか、世界の注目の的ですな。
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除今の状態では、恩赦が出ても帰国する人はほとんどいないでしょう。現政権は軍事政権そのものと皆思っているので。(N)
ウ~ン どうだか、、、戻っても、拷問はうけなくても、見えない鎖で繋がれる状態が変わるのでなければ、帰っていいといわれても、帰るに帰れないかと、、、
返信削除それに、いきなりヘンテコな法改正をする国ですからねー
帰った直後に出国禁止令などと
やりかねません^^;
stさん
返信削除今までも難民申請したビルマ人が帰国してる例がありますが、何人か帰国する人が出るかもしれませんね。でも大勢には影響ないのでは。テインセイン大統領が「国民栄誉賞」を出せば別ですが、副賞はもちろん化粧筆。(N)