2011年7月5日火曜日

(1148)難民・在特の資格を得た人は無料で大学へ

  国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)では在日難民の教育を伸ばすことを大切と考え、2006年に関西学院大学と、2007年には青山学院大学と、そして2010年には明治大学と、それぞれ難民への推薦入学制度について調印した。昨年の例で言うと、この3大学で5人が認められ、難民大学生が誕生している。受験資格は条約難民、ベトナム難民、及び補完的保護者(日本で言う人道的な在留特別許可者《定住及び特定活動》)。この制度は、試験検定料、入学金、諸会費を全額免除し、就学助成金を支給している。大学在学の4年間は、学業に専念し、国際社会において平和構築や社会の発展に寄与する可能性のある人材の育成を目指しており、受験生もそのような信念のあることが必須だ。受験希望者は8月初旬に発表されるUNHCRからのトップページに注目して欲しい。既にビルマ人先輩もいる。

2 件のコメント:

  1. なかなかよい制度ですな。なるべく多くの優秀な人材が育ってほしい。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    日本も難民鎖国から少しずつ前進してますね。(N)

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