2011年7月4日月曜日

(1147)第三国定住難民2家族 八街の農業生産法人で

  毎日新聞の2011年6月27日の地方版に、昨年、第三国定住で国が受け入れたカレン難民の2家族の様子が掲載されていた。彼らは八街市の農業生産法人「旦千花(たちばな)」で働き始めて、約3ヶ月過ぎた。言葉はまだ不自由なものの、「まじめな働き者」と、仲間から暖かな視線を受け、汗を流す日々が続く。ソーネイミンさん(46)と、ソーチョーセインさん(37)の家族計12人、それぞれ夫婦で従事するが、2人ともビルマの農業とは違うという。旦千花では年間多様な作物を作っており、結局時間をかけて習得するしかない。日本語はよくわからないというだけに、仲間から身振り手振りと片言で指導を受ける。難しいと苦笑するものの、表情は真剣そのもの、「耕運機をかなりうまく使う」、「一生懸命働く」と働きぶりは好意をもたれている。大槻会長(68)は「将来の夢を抱かせてやれるようにしてあげたい」と話す。

2 件のコメント:

  1. さすが選ばれた家族だけあって、将来「カレン族の星」となることでしょう。
    また、大槻会長はじめ、「旦千花」の方々も
    ご立派!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    カレンの難民はアメリカには年間1万人が移住するのに対し日本は3年で100人、応募倍率も少ないようです。でも第1回目であり、今後徐々に増えるでしょう。これからは、自治体や付近住民の暖かい心が大切となります。(N)

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