2011年7月12日火曜日

(1155)マウンニーさんがテレビに登場②

 しかし彼の意思は強く、彼と妻は9月30日に離婚届を書いた後、彼だけアパートを去り飛行機でバンコクに飛んだ。そのとき妻は「妻である私よりも祖国カレンを愛した彼」とつぶやいていた。その後、鉄条網に囲まれたウムビエム難民キャンプでカレン軍(KNU)の本部に行き、新しい温厚な司令官と面談した。結局彼は年齢制限でカレン軍に入隊できず、その代わり日本での活躍の場を与えられた。その後、彼から彼女に一通の電話が入り、東京の駅で再会、また以前と同様な生活が始まった。彼が戦地に行くとき彼が祈った言葉「どうぞ私の命を守ってください。ささいな命かも知れませんが、私にとって唯一の命です」、「日本大好き。でも自分の国で平和に住んでいたい・・」。平和ボケしている我々日本人の胸につき刺さる言葉が吐き出されていた。その後も彼は相変わらず目立つ服装で頑張っているらしい。

2 件のコメント:

  1. 年齢制限で入隊できず、その代わりに日本での活躍の場を与えられたとは、何という幸運!
    母国での平和な生活を目標にして頑張ってほしい。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    彼には美人の奥さんもいるし、在日カレン族団体のリーダーでもあるので、帰国できたのはハッピーでしたね。でも彼の真意はどうかな??(N)

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