2011年7月2日土曜日

(1145)「家族旅行」で地方へ スーチー氏政府を意識

  今朝の朝日新聞に標記のような見出しがあった。スーチー氏が4日から同国中部のパガンへ行く。政府がスーチー氏の政治活動を禁じる通告を出したこと考慮して「遊説ではなく家族旅行」という形をとる。昨年11月の自宅軟禁解除後、地方に出るのは初めてとなる。次男キム・エアリスさんとともに、仏教遺跡で有名なパガンに滞在し、8日にヤンゴンに戻るという。スーチー氏は1989年以降、3度に亘り計15年間、拘束、軟禁された。3度目は地方遊説がきっかけだ。今回も「旅行」とはいえ、支持者が集まって政治集会化すれば、政府が強攻策を取る可能性もある〈以上概要〉。本件は(1143)でも記載したが、ディベイン事件の再現だけは避けてほしい。いまチャン・プッの力は? 特に政府は民主化を叫ぶ以上、 庶民の声を聴くべきであろう。いずれにせよ、7月4日の「パガン旅行」が無事終了することを望む。

2 件のコメント:

  1. 次男同行とは、心強いですな。
    楽しい旅行となりますように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    バガンへ4日出発の予定なので、この一両日のニュースが気になります。親子で静かな家族旅行ができますように。(N)

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