2011年7月27日水曜日

(1170)ビルマでは1ドル何チャット?

  久しぶりに中西先生の「ミャンマー・日本語教室ブログ」を覗いてみた。ヤンゴンの今の様子を探るにはこのブログが最適だ。7月18日のこのブログには、7月16日発行のVOICE誌の「米ドル・FECの15年間の推移」の要約が掲載されていた。以前はこの種の記事を掲載するだけで検閲に引っかかったといい、貴重なデータだ。米ドルとチャットのレートは1996年:173チャット、98年383チャット、2000年:407チャット、02年:1240チャット、04年:957チャット、06年:1422チャット、08年:1250チャット、10年:1020チャット、11年6月まで:887チャット。96年以降、政府の外貨不足、市場経済の不明確さのため、インフレが加速し、チャットの価値がどんどん下がっていった。しかし08年頃から天然ガスの輸出や中国などからの大規模な投資が入り込んで、チャット安からチャット高に転じさらに進む、と。

2 件のコメント:

  1. ビルマの経済状態は、2008年以降、好転しているとのこと、全く喜ばしい限り!
    そのうち、政治犯釈放の可能性があるのかも?
    K.A.

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  2. k.a.さん
    2008年以降経済が発展しているのは事実でしょう。しかしその恩恵を受けているのは、一部特権階級だけ・・・というので、ビルマ国民は不満がいっぱい、でも政府に反抗できないというのが現状でしょう。(N)

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