2015年12月7日月曜日
(2766)元軍政トップとスーチー氏会談
12月6日の朝日新聞より。ミャンマーの総選挙で圧勝したNLDのスーチー党首が4日午後に、軍事政権のトップだったタンシュエ元上級大将とひそかに会談していた。軍政の流れをくむ現政権や国軍に、今も影響力があるとされるタンシュエ氏との直接対話で、円滑な政権移譲を確実にする狙いがある。会談はネピドーの軍総司令部で行われた。タンシュエ氏は1992年から、民政移管が行われた2011年まで軍政の最高首脳を務め、スーチー氏ら民主化勢力を弾圧した。スーチー氏は、「恨みはない」と繰り返し述べ、和解を訴えてきたが、会談では80歳を超えたタンシュエ氏が、自身や家族の安全の保障を求めた可能性もある。スーチー氏はテインセイン大統領や国軍最高司令官と会談し協力を確認したが 背景にはタンシュエ氏の意向も働いた模様だ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
スーチーさんは、なかなか賢明ですな。
返信削除K.A.
K.A.さん
返信削除全く同感、選挙で負けたUSDPを刺激しないように立ち回ると同時に、軍の幹部とも次々に面談、平和裏に政権移譲を実現しようとしています。一方、軍政側の態度も立派と思います。