2015年12月5日土曜日

(2764)与党Tシャツお断り ヤンゴン(特派員メモ)

  12月5日の朝日より。「与党からの注文は断ったんですよ」とヤンゴン市内でTシャツを製造販売するベビーさんが漏らした。ミャンマー総選挙に合せて先月、軍政系のUSDPに対する市民の思いを取材したときだ。「忙しいからって言ったの。でも本当はやりたくなかったのよ」。スーチー氏率いるNLDの優勢が伝えられた夜、党本部前が赤く染まった。多くの人々が着ていたのはベビーさんが作った赤いTシャツ。圧政に苦しんだ人々は歌い、踊った。選挙後も1日約50着が売れ続けていた。96年に母国に戻り店を開いた。スーチー氏の顔写真入りTシャツを、始めて作ったのは2012年。当時はまだ警察からの尋問を恐れ、扉を全て締め切った室内で作業した。「今なら逆。人気がない与党の仕事をするときに、締め切らなくては。周りから 後ろ指さされるよ」と。

2 件のコメント:

  1. 漸く好機到来。今後とも誠実に活動のほどを‥。

    K.A.










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  2. K.A.さん
    私の家でも「赤い孔雀」とか「BRSA」とか書かれたTシャツが数枚あるが、NLDが圧勝したので、もう着る機会は減った。

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