2015年12月4日金曜日

(2763)政権移譲への協力確認、スーチー氏と軍トップ初会談

  12月3日の日経電子版より。スーチー党首は国軍トップのミンアウンフライン総司令官とネピドーで初談した。会談終了後国軍は「国の平和と安定、発展に向け、双方が協力することで合意した」とする声明を出した。今回の会談はスーチー氏の呼びかけに総司令官が応じたもの。この日の会談では改憲論議は封印し、政権運営の協力を求めたようだ。NLDにとって喫緊の課題は大統領候補の選定だ。NLDは党内から10名前後の候補を選び、2月の審議会までに最終候補を絞り込む考えだが、作業は難航。大統領は軍人の閣僚や国会議員を統制することが必須だが、現幹部の多くは弁護士や元運動家で高齢だ。このためUSDPの幹部を迎え入れる観測もある。筆頭候補が軍政元№3のシュエマン下院議長だが彼ではNLD支持者の離反が懸念される。

3 件のコメント:

  1. いよいよ最終的局面にきましたな。 でも本当の意味での最終は、「憲法改正」では‥。

    K.A.

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  3. K.A.さん
    さすがK.A.さん。私もそう思います。とりあえずの目標は憲法改正でしょう。いまのところ軍も協力的なので、当面の最終目標とみていいでしょう。もっと本当の意味の最終目標は1世紀後の社会かな。

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