2012年1月19日木曜日

(1346)第三国定住の現場で

 この4日間、朝日夕刊に「安住を求めて(第三国定住の現場で)」が連載されていた。第1回は「迫害の恐怖少し消えた」、第2回は「自立できる支援を模索」、第3回は「苦しくても家族と共に」、第4回は「遠かった国身近になる日」。昨年来日した第一陣のうち、千葉県の農業法人で働いていた2家族12人は農業になじめず、現在は時給850円のクリーニング店や、リサイクル工場で働いている。都内で家賃を払いながらの生活は苦しい。昨年来日の三重県鈴鹿市の3家族15人は、シイタケ栽培の農業法人で働いているが、職場や学校、自治体、地域住民などの支援活動が活発なようだ。難民事業本部は「なるべく自立させて」と助言する。去年も今年も家族連れが選ばれたが賛否がある。ただ子供の目は輝いている(以上概要)。私は総じて鈴鹿市の対応ぶりに賛成する。

2 件のコメント:

  1. 鈴鹿市のような成功例は、他地区も大いに参考になり、刺激となって改善が進むでしょう。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    そうですね。鈴鹿市の場合、自治体も学校も、民間団体も、農業法人も、全員が難民のために動いている感じでよかったと思います。外務省傘下の難民事業本部はでしゃばらないこと。(N)

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